ローン・ハンター

271 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2013/04/29(月) 20:16:32.19 ID:5crVHimc
【ローン・ハンター】


深夜の廃ビル群の中で、銃声が響き渡った。
まあ、このネオ・デジマの中じゃ別に珍しくもなんともない。
この間テロリストが警察の車に向かってロケットランチャーぶっ放したのに比べれば可愛いもんだ。

「さーて、観念してもらおうか指名手配犯のジュディさん」
「……くっ!」

俺は銃を撃ち落とされて丸腰になっている女に語りかけた。
腰まである豊かな金髪と、青い瞳。
日に焼けた褐色の肌が夜闇に眩しい。
その長身の肢体のしなやかなラインがくっきりと浮かぶ黒いライダースーツに身を包んだ姿は、
さながら野生の雌ヒョウのようだ。
妖艶な赤い唇が追い詰められた屈辱に歪んでいる。

「富裕層の邸宅を狙った12件の窃盗と、追跡される中での警察官への公務執行妨害、パトカー6台の破損等、
余罪も含めればえらいことになるね。〝ブラックパンサー〟が通り名だったか?」
「あんた、警官には見えない。バウンティハンターね!」

俺は探偵のようなラフなスーツ姿で拳銃を構えたまま、苦笑して頷いた。
テロだの海外から流入してきたギャングやら国際犯罪組織だのが毎日のように起こす凶悪犯罪に対抗するため、
俺のような民間の人間でも犯罪者を逮捕する権限が与えられている。
逮捕した犯罪者を警察に引き渡せば、その犯罪者にかかった懸賞金が支払われるという仕組みだ。
何だか格好良いイメージがするが、要は警察でなくとも対応できそうな犯罪者は民間に任せるというシステムだった。
そもそも、俺のようなほとんど一人でやってるような自営業が捕まえられる犯罪者なんてたかがしれている。
今日の、このジュディのような大物はラッキー中のラッキーだった。

「今月厳しいんでね。悪いがとっとと突き出させてもらう」

俺は彼女の手に手錠をかけ、自分の車へと連行した。
俺の車はかなり大型の4WDだ。自分の命だけは惜しいから、防弾硝子なども使っている。
後部座席が警察車輛のように簡易の拘置室になっている中へ押し込む。
最大で6人ここには押し込むことができるから、彼女一人だとだいぶ余裕があった。

「ねえ、あなた私が盗んだ金の在処が知りたくない?」

後部座席に押し込む時、彼女が悪い笑みを浮かべて俺に持ちかけてきた。

272 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2013/04/29(月) 20:17:35.84 ID:5crVHimc
「いーや、別に知りたくない。知りたかったとしても、どうせどっかの犯罪組織のアジトとか、
ヤバいトラップが仕掛けてあると相場が決まってる」

俺はそう言ってドアを閉め、鍵をかけた。
運転席に座り、最寄りの警察署をナビで検索する。
ジュディがその淡々とした様子に焦ったようだった。

「じゃあ、私が関わりのある同業者の情報は? あなた、賞金稼ぎなら知りたいでしょう?」
「そういうのは警察の仕事。君が知ってるのが例え大物だったとしても、
俺みたいな零細ハンターには荷が重すぎるのさ」

俺はタッチパネルで操作して、警察署までのルートを入力し終える。

「参ったね……結構遠い」

この廃ビル群は確か第三次世界大戦の前からあるらしいから、
今ではほとんど無人かホームレスが住んでいるだけだ。
だからジュディも潜伏場所に選んだのだろうが。

「1時間ほどかかるが、大人しくしてろよ」
「分かってるわよ……」

彼女は観念したように顔を反らした。
ま、これなら大丈夫だろう。
ヤク中やシリアルキラーが背後に乗っているのよりは気楽だ。
俺は車を出した。

「ねえ、あなた何で私の居場所が分かったの?」

しばらくすると、彼女が質問してきた。

「勘だ」
「……本当に?」
「ああ。組織力がない零細ハンターなんてそんなもんだ。あんたにとっては運が悪かったな」
「嘘ね」
「嘘じゃない」

バックミラーを見ると、彼女が青い宝石のような目を細めたのが見えた。

「そうじゃないわ。あなたのそれは勘じゃない。経験則でしょう?」
「……昔、警視庁にいたんでな」

さすが、大物だけあって鋭い。

273 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2013/04/29(月) 20:18:07.04 ID:5crVHimc
「どうしてバウンティハンターなんかになったの?」
「ヘマやらかして警察をクビになったのさ」
「あなた、名前は?」
「もしムショからあんたが脱走したら、後で報復されちゃかなわん。黙秘させてもらうよ」
「あらそう……」

彼女はそれきり黙り込んだ。
そして、警察署まであと35分という場所に来た時だった。

「ねえ」
「何だ」
「この車、暑いわ」

見ると、ジュディが頬を染め、額に汗を掻いている。
エアコンの効きが悪いのは本当だった。
というか2ヶ月前に、銀行強盗の賞金首を追跡しているときにライフル弾が当たって壊れたきりだった。

「あんたの賞金で直す予定だ」
「そんなことどうでもいいわ。とにかく、何とかしてよ」
「その暑苦しいライダースーツのジッパーを降ろせば風が入るだろ」
「手錠をかけられているのにライダースーツをどうやって脱ぐのよ?」

俺はため息をついた。

「我慢しろ」
「警察署で虐待されたって言うわよ? あたしにだって弁護士を雇う権利はあるんだから」
「……全く」

俺は誰もいない廃ビルの路肩に車を停めた。
後部座席の鍵を開け、中に入り、彼女のライダースーツのジッパーに指をかけた。

「ムレちゃうから下まで降ろして」
「分かった分かった」

俺は面倒を嫌って一気にジッパーを降ろした。

274 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2013/04/29(月) 20:18:38.49 ID:5crVHimc
「あん……!」
「う、うわ!?」

ぷるん、と自己主張するように、ライダースーツに抑えられていた彼女の大きな乳房がこぼれ出た。
そして、汗に濡れて健康的な光沢を放つ彼女の褐色肌が露わになる。

「お、お前この下に下着しか着けてないのか!?」
「だってぇ、その方が動きやすいんだもの」

ヒョウ柄の下着が扇情的なことこの上なかった。
汗がたらりと彼女の首筋から流れると、胸の谷間へと吸い込まれていく。
俺はあまりのセクシーさに思わずごくりと生唾を飲み込んだ。

「……ねえ、お願いがあるんだけど」
「おいおい止してくれ。色仕掛けなんて古典的にも程があるぞ」
「そんなのじゃないわ。ただ、シャバの別れに最後に思い出が欲しいのよ」
「何だ何だ。病気の家族に会わせて欲しいとかか?」
「ふふ……違うわよぉ」

彼女はわざと胸の谷間を強調するようにして上目遣いに俺を見た。

「あたし、ここのところ相棒もいない仕事ばっかりだったし、
逃走生活で余裕がなかったから、ご無沙汰だったのよ」

彼女は驚くほどに長い脚を、おもむろに俺の股間へと伸ばしてくる。
つつ、とヒールの先端で股間を撫でられる。

「うっ!? な、何するんだ!」

俺は慌てて後退り、腰の腰の拳銃に手を伸ばす。

「あらぁ、だって、あなたのソコだってそんなになってるから、
てっきりあたしとシたいのかと思っちゃったわ」
「ば、バカいえ! 犯罪者とそんな気分になれるわけないだろう!」

俺はジュディの見え透いた色仕掛けにそう反論する。
きっと、この後に必死になって俺に懇願してくるはずだ。

しかし……

「あらそうなの? じゃあ、いいわ」
「え?」

ジュディはあっさりと引き下がった。

「考えてみれば、オトコは警察署にもいるものね。看守の警官にでもハメてもらえばいいんだし」

彼女は冷たい目で俺を見る。
それどころか、嘲るような笑みを見せた。

275 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2013/04/29(月) 20:19:09.67 ID:5crVHimc
「さっきあたしの賞金でエアコンを直すって言ってたけど、
エアコンを直したり借金を返したりして、果たして風俗に行く金が残るのかしらねぇ?」

彼女はちらりと助手席の方を見た。
そこには、俺が張り込みの時に読んでいた格安風俗店の紹介雑誌と、
滞納している家賃やらローンの督促状などが雑多に放り出されている。

「ほら、用事がないなら早く車出してよ。暑いんだから」
「う……」

俺は、思わず考え込んだ。
この女の言う通りだった。
格安の風俗店どころか、今の自分の懐事情では生活費さえ怪しいのだった。
それに犯罪者とはいえ、こんな上玉など当たったことがない。
いかん、何を考えている。
だが、この女の言う通りなのだとしたら、タダでやれてしかも金も手に入る。
いやいや、話がうますぎるぞ。何か企んでいるはずだ。
俺に必要なのは彼女の身柄だ。
だから、彼女が俺とヤっているときに逃げられなければ俺の勝ちだ。

「い、いいだろう……」

俺はスーツのネクタイを外し、一度助手席に銃や警棒などを置いた。
万が一彼女が狙うとすれば、それは俺が持つ武器だろう。
ペンのようなものも危ない。置いていこう。
そして後部座席に戻ると、内側からの鍵をかける。
暗証番号では彼女に盗み見られる危険があるから、指紋認証でロックをかけた。
これで、俺の指紋を認証させなければドアは開かない。
彼女が俺の隙を突いて逃げ出すことはできないはずだ。
ジュディは手配書によれば身長176㎝とモデル体型の長身だが、
女性である以上、これでも元警官の俺を組み伏せたり、
行動不能にするほどに殴り倒したりはできない。

276 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2013/04/29(月) 20:19:41.79 ID:5crVHimc
「さて、じゃあ、シャバとおさらばする前に……」

俺は彼女の手錠を外した。

「ふふ……そうね、楽しみましょう」

彼女は俺の股間を紅いマニキュアで彩られた指先でさすった。
ライダースーツを脱ぎ去り、ヒョウ柄の下着だけになる。

「ほら、武器なんて何も隠し持っていないわよ?」
「いいや、一つだけ隠し持ってるね」

俺は彼女のブラをはぎ取った。

「ああんっ!」
「女の武器ってもんをな」

彼女の手に収まりきらないほどの巨乳を存分に揉みし抱く。

「おお……最高の乳だぜ」
「はぁ あ ああん もっと揉んでぇ」

彼女は熱い吐息を漏らしながら懇願する。
俺は張り込みの時の仮眠用に備えてある毛布を敷くと、そこへ彼女を押し倒した。

「アソコももう濡れてるなんて淫乱な女だ」
「やぁあ! そんなに責めないでぇ!」

クチュクチュと彼女の紐パンの中へ手を差し込み、既に愛液を溢れさせている花弁を愛撫する。
ヒョウ柄の紐パンも邪魔だとばかりに取り去ると、今度は彼女が俺の股間のジッパーを降ろした。
俺も服を脱ぎ、車内で二人、全裸となって互いに性器を舐めあう。

277 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2013/04/29(月) 20:20:12.64 ID:5crVHimc
「じゅっぱ じゅっぱ ……んはぁ あなたのペニス、おっきいわぁ」

彼女は紅い舌先を蛇のようにチロチロとさせて俺の先端を攻めた。
あまりにテクに、俺は早くも射精感を感じてしまう。
だが、彼女は俺の男根の反応を理解しているのか、すんでの所でセーブする。
そして、亀頭に軽くキスして言った。

「んふ あたし、限界まで我慢したペニスが自分の中で弾ける感触が好きなの……
イクときは、たっぷり濃いのを奥にちょうだい」

彼女が俺の上を離れ、M字に大きく股を開いて雄を誘った。
褐色肌に咲くピンク色の花弁からは、もう抑えきれないほどに蜜が分泌されている。
俺は脱いだ上着からコンドームを取り出し、彼女に挿入する準備を整えた。
コンドームは立ちんぼの娼婦などから聞き込みをする際に、
相手を買う場合があったから持っていたものだ。

「よーし、分かった……いくぞ」

俺は彼女の股を両手で掴み、はしたない彼女の入り口にゴム膜にコーティングされた男性器をあてがった。

「あん、いいわ、来て……でも、その前に」

彼女は細い指先を俺のペニスに這わせると、キュッ、とゴムの先端をつまんだ。
パチン! と車内に音が響いた。

「あはぁ……こんな無粋なモノは要らないの」

彼女の指先ん、ぷらん、と外された避妊具が垂れている。

「おいおい。ナマがお望みか?」
「言ったでしょ? 奥で弾けるペニスが好きだって……大丈夫よ避妊はしてあるから」

ジュディはこちらが用意した唯一の理性を放り捨てると、妖艶に微笑んだ。

「そ・れ・に。あたしの中をナマで味わったら、きっとあんなものなくて良かったって思うわよ?」
「それは楽しみだ」

俺はニヤリと笑うと、一気に腰を突き出した。
ジュプ、と卑猥な音を立てて彼女の膣内へペニスが突入する。

278 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2013/04/29(月) 20:20:44.61 ID:5crVHimc
「あうううううぅー!」

彼女は挿入の衝撃に獣のように叫んだ。
俺はその声に突き動かされるようにして腰をピストンさせる。

「おおお! 確かに最高のアソコだぜおまえの中は!」

ぬるぬるに濡れて貪欲に雄を受け入れるくせに、
一度くわえ込むと絡みついて放そうとしない。
突き入れる度に、彼女の膣壁が俺のペニスを愛撫しているようだった。

「あっ あっ あぁん あっ んあぁっ 激しぃい!」
「おらぁ!」

俺は彼女の腰に手を回し、引き起こして座位になる。

「んんぅ ちゅ ちゅる んはぁ……」

貪るようにキスをする。
侵入してきた彼女の舌が俺の口内を蹂躙した。
反撃とばかりに俺は彼女の奥深くへと亀頭を突き入れる。

「んぁあっ ふ、深いぃ」
「コリコリしてるのが当たってるぞ?」
「ああん 子宮口感じちゃってるぅ!」

彼女が感じているように、俺ももう限界だった。
我慢に我慢を重ね、溜まりに溜まった精子が、この最高の女の中に飛び込むのを今か今かと熱望している。
睾丸がせり上がり、ゴムのないナマの快楽が理性を圧倒しつつあった。

279 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2013/04/29(月) 20:31:52.79 ID:5crVHimc
「あはっ! イクの? イクのね? いいわ、来て! あなたの濃厚な精子をあたしの中にぶちまけて!」
「おおおお!」

俺は彼女の形の良い尻を両手で抱え、ペニスを子宮口と密着させる。

「イクぞ! 出るぞぉ! う、受けとめろ!」
「あああぁ! あたしもイクうぅーーーーー!」

その瞬間、ドビュ!と音がしたかと思うような激しい射精が彼女の中で巻き起こった。
こんなに濃厚な精液を女の中へ、コンドームもなく放出するのは初めてだった。
あまりの快感に俺は失神しそうになる。

「はうぅ! 出てる……いっぱい出てるわぁ」

彼女も同時に達したのか、ビクビクと身体を脈打たせながら俺に寄りかかってきた。

「あん凄い……こんなに出されたの初めて」

彼女は俺の上で、まだ小刻みに射精を続けるペニスを腰をよじって感じている。

「はぁはぁ ど、どうだ これでシャバに未練はないだろう?」
「んー?」

彼女はゆっくりと身を起こした。
俺のものをまだ膣内にくわえ込んだまま、笑う。

「そうねぇ……でもやっぱりこんなキモチ良いことがあるんだから、ムショに入るなんてナンセンスよねぇ?」
「はは 残念だったな。逃げられないぜ」
「あら? どうして? あなた、もう身動きできないのに」
「はぁ? 何を言って……」

俺は彼女が言っていることが最初冗談かと思っていた。
だが、違った。

280 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2013/04/29(月) 20:32:23.84 ID:5crVHimc
「な、何だ!? か、身体が痺れて……」
「たっぷり出してくれたから、効き目も抜群だわ」

彼女は悠然と俺のペニスを抜いた。

「あたしの膣内にはね、精子の持つ酵素と反応して麻酔効果を発揮する薬が仕込んであるの」
「なっ!? 何だと!?」
「あなたがコンドーム着けた時は焦ったけど、男って単純なものねぇ? ナマでする快感に負けちゃってさぁ」

彼女は俺の脱いだワイシャツを手に取ると、それをティッシュ代わりにしてアソコを拭いた。

「ま、あたしもキモチ良かったから、命までは取らないであげる」

彼女は俺の手を引きずると、指紋認証機に押し当てた。
ライダースーツを身に纏い、ドアを開ける。

「じゃあ、失礼するわ。来月の生活費、何とかなるといいわねぇ」

彼女は妖艶に投げキスをすると、俺の元から去っていった。
俺は絶叫していた。

「ちっきしょおおおお! これで二回目だ!」

俺が警察を追い出されたのも、
女の犯罪者にこうして逃げられてしまったからだった。
どうやら、借金生活からは当分おさらばできないようだ。
俺は一人、車の中で痺れが取れるまで後悔だけを繰り返したのだった。


終わり

  • 最終更新:2014-09-09 20:24:42

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