女社長の誘惑

189 名前:女社長の誘惑-1/12[sage] 投稿日:2013/11/16(土) 15:59:46.87 ID:PMFzvFVE
「ですから高崎さん、その件につきましては、納入業者が――」
「いい加減にしてください!!」

溜まったイライラを拳に込めて、思い切りテーブルに叩きつけた。
暴力に訴えるなんて下手なやり方だが、こうでもしないと煮え返った腹は収まらなかった。

「誰に責任があるだとか関係ないでしょう!!
 私が言いたいのは納期です納期!!
 納期までに確実に商品が届くのか、それだけなんですよ!!」

今まで溜まっていた鬱憤が一気に吹き出て、俺は怒声を上げていた。
白峰彩美社長は、申し訳なそうに俺を見上げてくるが、
濃化粧でコーティングされた憂い顔は、もう見飽きたものだった。

「はい、はい。それは、十分に承知しております。
 ですから、弊社と致しましては、特に問題が無ければ納入を……」
「問題があったら困るのですよ!!
 分かっています? 一日でも遅れたらその後の契約が全てパァなのですからね!!」
「ええ、はい。それは、承知しています」

なんでこんなヤツが社長をやっているんだ――
まったく進展が無い商談に、怒る気力も失せてゆく。
単なる傀儡として有閑マダムを社長席に座らせてるんじゃないか。
そんな考えすら、真実めいてくるのだった。

社会人であることを窺えるのは、ぽっちゃりとした肢体に合った、余裕のある紺のスーツのみだ。
真っ赤のヒールに、ピンクのストッキングは、おおよそこの場所に似つかわしくない。
スーツは第二ボタンまでくつろげられている。スイカほどもある双丘が収まらないからだ。
頭へ行くはずの栄養まで、胸に集中してしまったのだろう。黒いレースのインナーが窮屈そうに張り詰めていた。
両耳にプラチナピアス、高級そうなダイヤと金ピカ時計が趣味の悪い輝きを放つ。
ぷんとドきつい香水を臭わせる白峰彩美の姿は、一企業のトップとは思えない身なりだった。

「本当ですか?
 じゃあこの材料、今どこまで集まっているのか教えてください、分かりますよね?」
「えーと……ああ、それですね。ちょっとお待ちください。
 いま担当のものに確認しますので……」
「……はぁ。そうですか」

全くお話にならない。木偶人形と問答しているようなものだ。
人形劇を見ているのもバカらしく、俺は一旦席を立つことにした。

「あ、あのどちらへ? その、すぐ確認しますから……」
「お手洗を借ります。どちらになりますか」
「そ、そうですね。長引いてしまいまして、ごめんなさい。
 ……あ、もしもし、葵ちゃん、お手洗いに行くそうだから、案内してあげて」

このババア、どこまで無能なんだ。
悪びれた様子も無い愛想笑いは、吐き気を覚えるほど不快だった。
こんな女と同じ空間に居ること自体が我慢できない。
小さく会釈をし、俺は応接間からそそくさと退散した。

190 名前:女社長の誘惑-2/12[sage] 投稿日:2013/11/16(土) 16:00:27.00 ID:PMFzvFVE
「へぇーっ!! 高崎さんってまだ25なんだ。
 営業主任なんですよね、もっと歳とってるのかと思ってましたよー!」
「……えぇ、まぁ」

あの社長あってこの社員ということか。
染めた金髪を揺らし、ネイルを虹色に染めた"葵ちゃん"の姿に更に辟易とさせられる。
最近の会社はどこもこうなのだろうか。
会話を交わすのも苦痛で、ひきつった笑みを浮かべるのが精一杯だった。

「あ、ここでーす。おまたせしました」
「えっ……? ここは女性用じゃ……」
「あれ、気づかなかったの? この会社みんな女の子なんだよ。
 だから女の子用のトイレしかないんだ、ごめんなさい」

そう言ってテヘッと舌を出す仕草には、悪びれた様子は全く無い。
女性用トイレを使うなんて――抵抗はあったが、クソ女から今すぐ離れたい気持ちの方が上だった。

「そうですか、それではお借りします」
「あっれ。営業サンは皆驚くのになぁ。もしかしてこういう所に入るの初めてじゃないとかぁ?」

阿呆か。付き合っていられない。小さく会釈をして、俺は女子トイレに足を踏み入れた。

「んっ……なんだ、この匂い……」

女子トイレの中は、ピーチの甘い香りが充満していた。
出所を探すと、洗面台の上に香炉が置かれ、空気が吹き出ていた。
消臭用なのだろう、手であおぐと、強い桃の匂いを感じられた。

「ふん、こんな所だけ豪奢なのか。バカ女の考えそうなことだ」

口ではそう馬鹿にしたが、濃密な甘い香りは嫌なものではなかった。
癒し効果があるのだろうか、ムカムカした心がなんだか落ち着いてくる気がする。
それだけはよかった、と俺は手近な個室の中に足を踏み入れた。

「はぁ……」

上司にどう報告しようか。契約は白紙にするべきだろう。
新しい契約先を今から探すか。時間はあまりない。
頭の中では、色々な考えが渦巻いていたが、やがて面倒になって、思考を断ち切る。

今は思考を休めよう。深呼吸すると、心地よい香りが肺の奥まで入り込む。
香りだけでこんなに癒されるものなのか。
吸えば吸うほど、気持ちよくて、ぽかぽかと体が熱くなってくるようだ。
このまま瞳をつぶってももいいかもしれない。
和む果実の匂いに、すっかり俺の体はリラックスしていた。

ゆっくりと時間をかけて用を足し、水を流す。
さぁ、休みは終わりだ、よし、頑張るぞ――
そう気合を入れなおした所で、俺は個室の隅にあるゴミ箱に気づいた。
なんの事はない、生理用のナプキンなどを捨てるゴミ箱だろう。
だけど、蓋からはみ出たピンクのものを見た途端、心臓が激しく鼓動した。

191 名前:女社長の誘惑-3/12[sage] 投稿日:2013/11/16(土) 16:00:59.45 ID:PMFzvFVE
「まさか……」

変態みたいな事をと、理性は警告する。
だけど、ここは完全なる個室で、他に利用者もいない。
何をしても誰にも気づかれないんだと思うと、誘惑に抗えなかった。

「やっぱり、ストッキングだ……こんなきつい、ピンク色の……」

捨てられていたのは、破れたピンク色のストッキングだった。
持ち主は勿論、女社長白峰彩美のものだ――
俺は目を皿にして、ストッキングに目を這わせた。

このトイレを、あの女社長が使ったのだ。
あんなぽっちゃりとした体系の女が、窮屈にこの場所に座ったんだ。
俺は今、便座を通して、女社長のデカ尻と、間接的に触れ合っていることになる。

その事実に、体の奥底から昂奮が沸きたてられた。
ストッキングを鼻元に近づける。
思い切り吸い込むと、きつい香水の香りがまだ残っていた。
間違いない、あのムチムチの太股を、包んでいたものだ。

ゴミの匂いを嗅ぐなんて、変態だ。絶対におかしい。
なのに、女社長の残り香を嗅ぐのに、俺は必死になっていた。

吸えば吸うほど、女社長の姿が浮かび上がる。
たっぷり脂の乗った、抱き心地の良さそうな熟女だ。
ゆったりとしたスーツのはずなのに、腰と胸の部分は自己主張しすぎていた。
後ろをついて歩けば揺れる尻に魅了され、正面では、大きく開いた谷間に誘惑される。

ハメるなら、あんな肉感的な女が最高だ。
ドッグスタイルがいい。不快な鉄面皮を見ることなく、ムチムチボディを犯し倒せる。

「ん、はぁ……何してんだ、俺……あぁ……うめぇ……」

いつのまにか、俺はストッキングを口に含んでいた。
僅かに残っている汗を、夢中になって啜り上げてしまう。
ここは訪問先の会社で、女子トイレの中で――こんな事をしているなんてバレたら、ただじゃすまない。
だけどその背徳感が、欲情の炎を燃え上がらせる。

ストッキングの隅々まで舌を這わすと、女社長の足に奉仕しているような気分だ。
椅子に腰掛けている脚を舐め上げていけば、タイトスカートの中身が見えてくるだろう。
こんなイヤらしいストッキングをつけているんだ。絶対地味な下着なんかじゃない。
頭の中まで薔薇色の社長様だ、どうせすぐに下ろせるものに違いない。

気づけば、ストッキングは唾液でぐっしょりと塗れそぼっていた。
いくら舐めてももう、僅かに残り香がするだけ。
たったこれだけなのか――啜るのをやめ、俺はストッキングを口から取り出した。

「はぁ、はぁ、はぁ……ダメだ……我慢できねぇ……」

俺のモノは、これ以上にないくらいがちがちに勃起していた。
それだけは、ダメだと理性が警鐘を鳴らすけれど、もう辛抱溜まらない。
このままでオフィスに戻れるわけが無い。だから、性欲処理をするだけ。
そんな言い訳を呟きながら、俺はペニスに手を伸ばした。

192 名前:女社長の誘惑-4/12[sage] 投稿日:2013/11/16(土) 16:01:49.77 ID:PMFzvFVE
「うぁぁ……気持ちいい……」

ペニスをストッキングで扱き上げると、声が抑えられなかった。
背がぴんと伸びて、便座に体を押し付けて、びくびくと震えてしまう。
とても気持ちがいい。女社長のモノで扱くのが、止められない。
大量に飛び出た先走りを塗りたくり、それを潤滑油にして動きを早めていた。

「はぁ、あぁぁ……ん、あ、はぁ、あ、あぁ……」

ただのオナニーなのに、こんなに欲情したのは初めてだった。
なんたって、ただのストッキングでオナニーしているんじゃない。
女社長が今日捨てたばかり、生のストッキングで扱いているんだ。
しかも、その女社長は一つ壁の向こう。
俺にオカズにされているのもしらず、雑談に花でも咲かせているはずだ。

「たまんねぇ……はぁ、はぁ……こんな風に……扱いてくれ……うぁぁ……」

妄想の中では、俺のペニスは女社長の指で扱かれている。
卓越した指捌きに声がただ溢れるけれど、女社長は微笑みながら手コキをやめてくれない。
喘ぐ俺を冷笑しながら、ぬっちゃぬっちゃと、激しく上下してくれるのだ。
そう思うと、あっさりと俺に限界が訪れた。

「うあぁぁ……でる、でる……」

精液が昇ってくるのが、ぞくぞくと背筋を流れる快感の波で分かる。
このまま射精してやる、ストッキングにだしてやる!!
僅かに腰を浮かして、俺はラストスパートをかけた。

193 名前:女社長の誘惑-5/12[sage] 投稿日:2013/11/16(土) 16:02:20.65 ID:PMFzvFVE
と、その時だった。

「もしもーし。大丈夫ですかぁ?」
「えっ!?」

突然扉をノックされ、たじろいだ俺はそんな情けない声を上げていた。
しかも、驚いた拍子に体が跳ねて、勢いよく便座にぶつけてしまう。

「どうしたんですか? 何かに夢中になっているみたいだったけど」
「え、その、はは。ちょっと携帯が鳴って、はは、は……」
「ふーん……」

扉の外から聞こえたのは、"葵ちゃん"の声だ。
いぶかしむように消えた言葉尻に、俺は動転してしまった。
まさか、オナニーしているところを聞かれていたんじゃあ……
冷たいものが背中を走り、昂奮した思考も一瞬で冷めていた。

「……ま、いっか。まさかゴミ箱あさるようなことなんてしないだろーし」

ドキリ、と胸に釘を打たれたような気がした。
だけど運がよかったのか、それ以上追求してはこなかった。

「当たり前ですよ。そ、それよりどうしたんですか?」
「ああ、遅いから様子見に来たの。彩美社長も準備できてるって」
「そ、そうですか。彩美社長が……ね」

ズリネタに使った相手と、俺は今からビジネスをするのだ。
背徳感と、懺悔の心、それに情欲が、心の中で複雑に交錯していた。
だけどペニスは正直なもので、使い物にならないストッキングの中で元気よく跳ね回っていた。

「じゃあ、外で待ってますので、早めに出てくださいね」
「ええ、ありがとう……ございます」

こつこつとヒールを鳴らして"葵ちゃん"はすぐに出て行ってくれた。
どうしてこんなことをしてしまったんだ。
汚れたストッキングをゴミ箱の奥深くに突っ込んで、急いで俺は個室を後にした。

194 名前:女社長の誘惑-6/12[sage] 投稿日:2013/11/16(土) 16:02:54.27 ID:PMFzvFVE
応接間に戻ってビジネスを再開したが――全く集中することができなかった。
中途半端にオナニーを止めさせられて、欲情が収まってくれなかったのだ。

「ええ、ええ。存じております。ですから、契約上の問題として……」

彩美社長が脚を組み替えた。
ピンク色の太股が持ち上がって、タイトスカートの中まで見えてるのでないかと、期待してしまう。
だけど、あともう少しという所で脚が下ろされ、決して拝むことはできなかった。

「材料の件でしたよね。……わが社への納入の経路はこうなっておりまして……いまちょうどこの辺りまで……」

資料を両手で開くと、窮屈に詰まっている乳房がぷるんと揺れる。
レースのインナーは更に強調されて淫らな峡谷を形成し、おもわず凝視してしまう。

「あぁ……」

社長としては二流以下だが、雌として見れば、最高の女だ。
この女をズリネタにしていたのだと思うと、まったくペニスは萎えてくれなかった。

なんでここがビジネスの場なんだ。
抱き心地の良さそうな豊満な肢体は、机の先、手を伸ばせば届く距離にある。
それなのに触れることすら許されないなんて――
理性で押さえつけても、淫らな妄想はふつふつと湧き上がってくる。

「この資料をごらんください。ちょうど我々の提携先はここなのですが、
 ルートに問題がありまして……」

今の俺には女社長の一挙一動がイヤらしく見えている。
ただ書類を捲っているだけでも、その手つきは、ペニスに這わされているようだ。
カップを取って口に付けると、薄ら唇が開き、少しして喉が鳴る。
そして塗れた唇を手布で拭う姿は、何か別の、白い液体を含んでいるように思われた。

「どうしても、今はこの部分で止まっていまして……ですからまだ材料はこれだけしかそろっていないのです……」

香水を付け直したのだろうか。
鼻に来るきつい臭いは、女社長が体を捩るたびぷんぷん香ってくる。
だけどいつのまにか、その濃密な香りが嫌ではなくなっていた。
もっと近くで嗅ぎたい。
一つ机を挟んだ距離ではまだ遠い、彩美社長の近くで鼻を鳴らして吸い込みたい。
そんな衝動すら浮んで、まともに脳が働いてくれなかった。

「え、ええと、あーつまり、どういうことでしたっけ……」
「ああ、ごめんなさい、この位置では資料が見づらいですね。
 もっと近くで見ないと分かりませんね」

えっ――そう呟いたときには、女社長は俺の隣まで近づいていた。
三人はたっぷり座れるソファなのに、ぴたりと体を擦り寄せてきたのだ。
そうして説明を再開されたが、彩美社長の声は全く頭の中に入ってこなかった。

195 名前:女社長の誘惑-7/12[sage] 投稿日:2013/11/16(土) 16:04:30.50 ID:PMFzvFVE
「ふぁ、ぁ、ぁぁぁ……」

妄想の中でいっぱいに汚した雌が、グラマラスな肉体の熱さを伝えてくる。
嗅ぎたかった香水も、目の前にあった。
まるで麻薬だ。深く吸えば吸うほど、心の中が満たされていく気がする。

「ほら、ここ……高崎さん、見えませんか……? 材料はこの時点にあって……」

手を取られると、豊満な女の体温を実感した。
彩美社長と触れ合っているところから、熱が俺の中に侵入しているみたいだ。

「ほら、この部分……分かります……?
 ここに材料があって……納期に間に合わないかもしれませんの……ふぅ……」
「ひぁっ!? あ、あぁぁぁ……」

耳に息を吹きかけられたと理解したのは、力なくソファに倒れこんでからだった。
彩美社長が耳元で囁いている!! 
呟かれるだけで産毛がくすぐられ、背筋に冷たい電流が流れていた。

「な、なにぉぉ……するんです、かぁ、う、うぁぁ……」
「なにって、決まっているでしょう。うふふ……高崎クンのシタイこと……」
「ま、まさか、んあっ……」

見られている。すっかり勃起したそこを、熟した女の視線に貫かれていた。
じっくりとズボンの皺まで視線が絡み付いて、とても恥ずかしい。
だけど、もしかしてという誘惑に、肢体を跳ね除けることはできなかった。

「ね……わたくしと契約していただけません……? ふぅっ……
 簡単なことよ……あなたの捺印さえ頂ければ……うふふ、その後でね……ふっ……」
「ふぁっ!! あ、あ、あぁぁ、そんな、ひれつ、にゃぁ……」
「あぁら。高崎さんったら何を期待してられるのかしら……
 わたくしはただビジネストークをしているだけなのに……うふふ」

色っぽくそう呟かれると、音を立てて理性が崩れていく。
取られた手の腕を、すべすべの指が這い回る。
その動きは、手ではなくて、ギンギンに張り詰めた俺のモノを撫でているように思われた。

「ねーぇ。何を考えていたの、高崎クン……
 わたくしは何も言ってないじゃないの……一体何を想像していたのかしら……
 まさかねぇ。有能なビジネスマン様が、考えていないでしょう、こんなこと……」
「ひっ!!」

俺は思わず息を呑んだ。
彩美社長の唇がさらに近づいて、耳朶に張り付いていた。
口を動かすだけで柔毛がくすぐられる、もっとも鼓膜に近い位置だ。
女社長の唇は、そこで、声にならない声を呟いた。
音は聞こえないけれど産毛をくすぐる唇の動きで、彩美社長が何を呟いたのか理解できた。

「チ・ン・ポ……」
「ふぁぁぁぁぁぁ、あ、あ、あぁぁぁぁ……」

平素の場では口に出すことすら躊躇われる、あらわすぎる表現だ。
それを女社長の口から聞けたことに、心の底から欲情を押さえられない。
腕がびくびくと跳ね上がり、体が火照って、喉が渇いてくる。
たった3文字の言葉を聞いただけなのに、俺の体は勝手を失い、小さな痙攣すら起していた。

196 名前:女社長の誘惑-8/12[sage] 投稿日:2013/11/16(土) 16:05:23.67 ID:PMFzvFVE
「ふぅっ……あらまぁ、敏感なのね。高崎クンったら可愛い……
 ねぇ……お願い……契約して……ね……契約して、くれたら……」
「ふぁ、あぁぁぁ……んあ、あ、それ、は、あ、あ、あぁぁぁ……

耳の奥に粘つく女の息が、俺の思考を粉々に砕いていく。
なんでこんな事になっているかなんて分からないけど、
気持ちよくなるんなら、どうでもいいや――

「する、する、ふあ、あ、契約、するぅ……」

妖艶な囁きに、倫理観はすっかり消え去っていた。
何か恐ろしい事を言ったような気がする。
でも、今の俺にはその重要性も理解できなかった。

「ありがとう……ふふ、ほら、ご褒美よ……ん、れろぉ……」
「ひぁぁぁっ!? あ、あ、あぁぁ……!?」

彩美社長の舌に、耳を舐められた。
ねとねとの舌が耳の奥まで侵入し、じゅるじゅると粘液質の音立てて浅い穴を犯してくる。
一瞬、意識が飛ぶ。視界がちかちかして、目も開けていられない。

「敏感な坊やね、嫌いじゃないわ……あむ、ん、ん……
 ねぇ教えてぇ……ボウヤの印鑑、どこにあるのぉ……?」
「ひぁぁ……スーツの、右、の……ポケット、です……ひぁ、ぁ……」

今度は耳朶だ。ねちっこい唇にしゃぶられながら囁かれると、まったく抵抗ができない。

「そう、ありがとう……これはご褒美よ……ん、じゅるじゅる……」
「あ、ふァ、あ、はげひ、あ、ん、あ、あぉぉぉ……」

ふやけるほどの激しさで耳朶が啜りたてられる。
淫らな音は脳髄まで響いて、喘ぎ声を抑えられなかった。

「ふふ、これね……でも、使う前にはちゃあんと、本人に確認とらないと……」
「ふぁぁぁぁ……みみのした、だめぇ……ふぁ、喉、もっと、だめぇ……あぁぁぁ……」

耳から頬、顎、下顎と下って、喉仏をコロコロ舌で転がされた。
声帯そのものを犯されているみたいだ、舌で嫐られるとあまりの心地よさに裏声が飛び出てしまう。

「ねぇ、高崎さぁん……今からわたくしとビジネスいたしません?
 とっても簡単なビジネス……わたくしの声を復唱するだけでいいの」
「ぁぁぁ……暖かいぃ……おっぱい、柔らかい……」

完全に力を失い、ソファに背を預けた俺の体に、彩美社長がしなだれかかってくる。
熟しきった女の体は最高だった。
抱き枕のように柔らかな体躯は、女性の熱さを全身で伝えてくる。
半身で感じるずっしりとした重さも苦しくは無い。
むしろ、ボリュームたっぷりの女体を存分に堪能できて、とても甘美だった。

「さぁ、こう言うのよ……うふふ。言えたらたっぷり……ご褒美を上げる……」

彩美社長は、俺の頭をつかんで強引に口を奪ってくる。
唇は甘噛みをしながら頬を駆け上がり、唾液の跡を作って、耳元に達する。
紡がれたのは――俺の理性を僅かに取り戻させるほど、淫ら過ぎる宣誓の言葉だった。

197 名前:女社長の誘惑-9/12[sage] 投稿日:2013/11/16(土) 16:17:20.81 ID:M/qyCkkl
「そ、そんな、の……言えるわけがな、ふぁ、ぁ……」
「あら、言えないの? それは残念ね……
 まぁ、わたくしは強要しないけど……もし復唱してくれるなら、いっぱい気持ちよくしてアゲルのに……」

むっちりとした太股がペニスに当てられた。
隆起したズボンの上から、桃色のストッキングにずりずりと擦りつけられる。
むちむち太股とストッキングの滑らかな感触が合わさり、手で扱いていたときの何倍も気持ちよかった。

「んあ、あ、んぁぁ……」
「ふふふ……坊やの視線とってもイヤらしかったわよ……
 そんなにわたくしのストッキングが気になったのかしら、変態ボ・ウ・ヤ……」
「そんな、ちが、あ、ふぁ、ん、あ、あぁぁぁ……」
「ふーん、違うんだ。じゃあ止めちゃおうかなぁ」
「うぁぁ、やめ、ないでぇ……あ、あ、あぁぁ……

ペニスを責めていた太股がぴたりと止まった。
傾いた理性の天秤に、焦らしという激しい追い討ちが加えられる。
下腹部に広がる甘い疼きに耐えられない。とうとう俺の理性は白旗を上げた。

「う、うぁ、あ、俺、は……」
「なぁに、忘れたの? ほら、わたくしの声に沿って復唱しなさい……私は、彩美様と……」
「は、はひぃ……私は、あ、あやみさま、と、おちんぽ、契約を、むすび、ましゅぅ……ふぁぁぁ……」

ついに言ってしまった。顔から火が噴出るかのように恥ずかしい。

でも、彩美様はご褒美とばかりに、膝でペニスをにじってくれた。
ぐりぐりと膝を押し付けられると、強烈な快楽信号に後悔の念も薄れていく。

「えらいえらい。どんどんいきましょうね……うふふ……」

でも、すぐに膝の動きは止まっていた。
欲情しきった思考は、僅かの間も辛抱することができない。
宣誓すれば、このままペニスを扱いてくれる。
羞恥を押し切り、俺は耳から流れる淫猥な音声を復唱していた。

「お、おちんぽ契約とは、彩美様に射精させてもらうことをひきかえ、に、
 彩美様と結ぶ、けいやく、です、ん、ああぁぁ……」
「うふふ。そうそう。じゃあ、今日結ぶ契約を教えてもらえるかしら」

隆起したズボンを、ストッキングの膝裏で挟まれる。
むっちりとした膝裏にペニスが圧迫され、甘い痺れが腰の奥から広がった。

「きょうはぁ……いちど射精する代わりに、うぁぁ……彩美様と、機器の発注契約を、結びますぅ……」
「うふふ。よくできました。でも、どうしようかしら……」

彩美様の手が俺の股間に伸びて、かちゃかちゃとベルトを外してゆく。
パンツがずらされた途端、爆発寸前になったペニスが勢いよく飛び出した。

「う、うぁ、あ、あ……な、なんで……」
「契約自由の原則くらい知っているでしょう。
 分かる? わたくしが許さないと契約はできないの。ふふ、言っている意味分かるでしょう?」
「そ、そんなぁ……さわってえ、ぉ、ぁ、あぉぉ……」

内股や太股を優しく撫でてくれるのだけど、肝心な場所には触れてくれない。
あとちょっとで、イけるのに! 自分で腰を動かしても、彩美様の指はするりと逃げていってしまう。

198 名前:女社長の誘惑-10/12[sage] 投稿日:2013/11/16(土) 16:18:14.94 ID:M/qyCkkl
「契約してくださいぃっ! おちんぽ契約、してくださいぃっ!!」
「ほんとに心の底から言ってる? 私の意志で契約を破ることなんてありませんって誓えるかしら?」
「誓うっ! 誓う!! 彩美様の言うとおりにするから、
 だから、お願い、お願いだから射精させてくださいっ!!!」

もう我慢などできず、喉が張り裂けるほどの声で俺は叫んでいた。
必死に懇願した甲斐あってか、ようやく彩美様は微笑んでくれた。

「ふふ。分かったわ、高崎クン……坊やとおちんぽ契約、結んであげる……」

やった!! 俺は心の中で喜びの声をあげた。
これでようやく射精させてもらえる、ウキウキと心が弾んでくる。

「んふふ……それじゃあ、射精させてアゲル……たっぷりとね。
 溜まったザーメン、ぜんぶ吐き出してしまいなさい」

そう言うと、脂の乗った太股がペニスに当てられた。
溢れ放題になった先走りをすくってペニスに塗り広げられる。
その度にピンクのストッキングに先走りが浸透し、いやらしい染みを作り上げていた。

「すごい量のカウパーね……嬉しいわ、そんなに期待していてくれたんだ……
 どう、気持ちいいかしら? わたくしのストッキングは……」
「んはぁ……最高ですぅ……気持ちよすぎ……」
「うふふ。それは良かった。でも大丈夫かしら? 
 こんなので根を上げていたら、もっと楽しめないわよ?」

ペニス全体に先走りを塗りたくると、今度はぬちゃぬちゃと音をたててストッキングで擦られる。
きめ細かなナイロンの感触が、裏筋を通り抜けていくのが堪らなかった。
もう、限界だ。足腰がぶるぶる震え、快楽の律動が込み上げてくる。

「ふぁ、あ、あぁぁ……彩美様、もう、ダメ、出る……」
「あらあら、早漏さんなのね。それじゃあ、いい営業マンになれないわよ。
 お尻に力を入れてしっかり耐えなさい。ほぅら、耐えられるでしょう?」

確かに、彩美様の言うとおりにすれば、射精を堪えることはできた。
だけど、快楽の量は変わらない。
にちにちカリを擦られると、あまりの気持ちよさに言いつけも忘れ、射精への誘惑に屈服してしまいそうになる。

「だめ、ふぁ、あ、ん、だめ、彩美様、これ、だめ、でる、あ、うぁ、あ、お、お……」
「んもう、堪え性の無い坊やだこと。仕方ないわね、それじゃあさっさと射精させて上げましょう」

彩美様が膝を伸ばすと、ムレムレの膝裏から汗がぷんと香った。
そんな魅力的な膝裏が、赤く腫れたペニスを挟み込んだ。

「んあ、あ、あぁぁぁ……お、お、あ、んぁぁぁ……」
「まだ触れただけなのに声も出せないの?
 ふふ。まぁいいでしょう。派手にイっちゃう姿、見せてみなさい」
「でる、でる、あ、あ、あああああああああああっ!!!」

先走りを潤滑油がわりに、ストッキングでペニスを扱き上げられた。
ペニスの茎の部分が、すべすべしたナイロンに嫐られる。
激しく裏筋を擦り上げたかと思えば、ぎゅっとペニス全体を圧迫される。
決壊寸前の括約筋は、それでもう、根を上げた。
ぞくぞくとした情炎の波が体を通り抜け、白濁液が尿道を駆け上った。

199 名前:女社長の誘惑-11/12[sage] 投稿日:2013/11/16(土) 16:19:05.79 ID:M/qyCkkl
「うぁ、あ、あああああっ! あ、あぁぁ、あ、あ、あ……」
「あらイケない。契約書まで精液で汚しちゃって……イヤらしいったらないわねぇ……」

勢いよく迸った白濁液は、机の上まで飛び散り、大切な書類に降り注ぐ。
まずいと思っても、射精の気持ちよさで満足に体が動かない。
俺にできるのは、目の前の風景をぼんやりと見つめるだけ。
彩美様が妖艶に笑って精液を拭い、印鑑を誓約書に押していく。
なんだか、とてもまずいことをされている。
だというのに、大量射精で気力を失って、四肢はまったく働いてくれなかった。

「ふふ、さぁ、これで一仕事終わり、と。
 じゃ、もう一仕事しますか……」

何をと尋ねると、気だるい体をソファの上で横にされる。
力は俺の方が上の筈なのに、まったく抵抗できない。
クッションを枕代わりにした俺の頭を、彩美様は膝立ちになって跨いだ。

「あ、あぁ、あ……」

そうされると、タイトスカートの中が丸見えになる。
想像通り、淫蕩なストッキングにぴったりなスケスケの黒の下着だ。
ぴとん、と、そこから何かの液体が俺の口に落ちてきた。
生い茂ったジャングルを濡らす、雌汁だった。

「ねぇ……高崎サン……まだまだもうっと……ビジネス、いたしません?」

俺はすぐさま首を縦に振っていた。
彩美様はゆっくりと腰を下ろし、白桃のようなお尻で押しつぶしてくれる。

「さぁ舐め犬さん、いっぱい舐めて、わたくしのオマンコ……
 ンハァ、そう、そうよ……上手いじゃない、ア、ン、あ、あぁぁぁぁ……」

甘酸っぱい濃密な味は最高だった。
尻に敷かれているなんて気にならない。
舌をいっぱいに突き出して、ラビアの奥深くから愛液を舐め取った。

ラブジュースを掬い出すたびに、丸丸肥えた女体は嬌声を上げよがり狂う。
彩美様が本気で感じてくれている――そう思うと、クンニ奉仕を止められなかった。

やがて、彩美様は絶頂を迎えた。
俺の口にラビアを押し付けたまま、背筋を伸ばして全身を痙攣させた。
大量の潮が飲みきれないほど流れ込み、呼吸すらもまともにできなくなる。

だが、絶頂の余韻に浸る彩美様は、俺の顔を離してくれない。
何故だか、女の体を振り払うほどの力も残っていなくて――
俺の意識は白濁の中に消えていった。

200 名前:女社長の誘惑-12/12[sage] 投稿日:2013/11/16(土) 16:19:53.30 ID:M/qyCkkl
意識が戻って最初に感じたのは、吸盤のように強く吸い付く唇の感触だった。
きっと、顔中にいくつもルージュを付けられたんだろう、鏡を見ようなんて思えなかった。

「オ・カ・エ・リ……ありがとう、とっても気持ちよかったわよ……
 ふふふ、従順なワンチャンにはご褒美を上げないとね」
「んぁっ! あ、あ、おちんぽぉ……あ、あ、うぁぁぁぁっ!!」

彩美様の指がペニスに這うと、あまりの気持ちよさにあられもない声がでる。
先走りを塗りたくって、1、2、3擦り。たったそれだけで、下半身から力が抜けていた。

「あぁ、うぁ、あ、あ、あ……」
「うふふ、たっぷり出したわね。そんなに汚して大丈夫?
 こんなにザーメン臭くして……ちゃんとクリーニングしてもらえるのかしらね」

まったく我慢することができない。
ぴんと指で弾かれると、また精液が噴出して、すっかり体の力が抜けてしまった。

「あう、う、うぁ……ふぁ……」
「うふふ、とっても敏感ね……大丈夫? 立てる?」

俺は素直に首を横に振った。
足腰の骨が抜け落ちたように、力むことすらできやしない。

「んー無理なら仕方ないわね。葵ちゃん、コロン片付けてくれた?」
「うん、さっき止めて換気扇いれたとこ」
「ありがとう。それじゃあ、今日の仕事は終わりでいいわよ、送っていってあげて」
「はーい! やったぁっ、社長ありがと~」

あれ、どうしてここに葵ちゃんがいるんだろう。頭が働かない。
ベルトを締めてくれて、コートを着せてくれて、手を取ってくれて……ああ、案内してくれるのか。
それなら、何も問題ないや。

「ねー高崎さん、財布貸してくれません? タクシー代いりますよね」
「ああ、うん、おねがい……ふぁっ……」

葵ちゃんが、手を伸ばして、スーツの中を弄りはじめる。
小さく華奢な手の感触はこそばゆく、瑞々しい女の魅力を伝えてくる。

「んー1枚か、湿気てるなぁ。ちょっと安いけど、今日はあそこのホテルにしようかな。
 じゃあ、高崎さん、行きましょう……ちゅっ……」
「はひぃ……いきますぅ……」

手を引かれ、強引に唇を奪われる。小さな唇に、啄ばむようにキスされた。
唇の端から端まで、舌を出して舐める仕草は、俺の官能を燃え上がらせる。
夢心地のまま葵ちゃんに従い、俺はタクシーへと乗り込んだ。

そうして俺は。
明くる日の正午過ぎ、電話口からの上司の怒声を浴びるまで、最高の幸せを味わっていた。

  • 最終更新:2014-09-11 19:06:44

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