129 名前:姉[sage] 投稿日:2012/04/01(日) 16:13:54.13 ID:mFMCxUz7
暴力、ドラッグ、詐欺…。
悪の秘密結社ロックスと、俺たちレジスタンスの戦いは長く続いていた。
レジスタンスはリーダーで皆をまとめるマコト、作戦参謀のサオリ、そして現場で戦う俺…タカシの3人が中心になり、巨大組織であるロックスを追い詰めていった。
作戦の潰しあいは時に殺し合いにまで発展し、均衡した状態だった。
だが、それも今日で終わろうとしていた。

数々の警護を破り、ロックスのリーダーを秘密基地の一室に追い詰めたのだ。

「ようやく…ようやくここまできたな」
マコトが独り言のように呟いた。
「ロックスのリーダーが女だとは思わなかったわ」
サオリも呟く。
「ああ、それにタカシの生き別れのお姉さんだったなんて…」
「…」

正確には生き別れというより、決別だった。

親もなく、貧乏だった俺たち姉弟は昔は寄り添うように暮らしていた。
だが姉のユイは貧乏への憎悪からか、権力と金を求めて何でもするようになった。
俺はそんな姉を見るに耐えられなくなって姉のもとを離れた。

まさかこんな形で再会となるとは俺も思わなかった。

130 名前:姉[sage] 投稿日:2012/04/01(日) 16:40:11.67 ID:mFMCxUz7
「なあ、二人にお願いがあるんだ」
姉…いや、ユイの部屋の前には俺たち3人。
「あいつの部屋には俺一人で行かせてほしい。俺の手で奴を殺らせてほしいんだ」

サオリが驚いて口を開いた。
「ロックスを潰すためなら、冷酷無比だった貴方でも実の姉を殺せるの?危険だわ!」

だが、マコトが言った。
「いや、タカシに任せよう。タカシは俺たちの作戦で一番たくさん血を流してきてくれた…最後くらいピリオドをつけさせてやってあげたい」

「ありがとうマコト」

「タカシ…本当にお姉さんを殺せるの?」
サオリはなおも聞いてきた。
「俺は戦場で殺人サイボーグと言われた男だぜ?それに…アイツを殺さないのはレジスタンスの無念の中で死んできた皆と、
何よりお前ら二人を裏切ることになる。俺がそんな奴に思えるかい?」

サオリは黙ってしまった。
マコトはニッコリ笑って、
「わかってるよ、俺はタカシを信じているよ。だが万が一お前が情に流されて殺せないかもしれないよな?
だから1時間後、お前が部屋から戻ってこなかったら、俺たちが踏み込んであの女を殺す。サオリ、それでいいだろ?」

サオリは渋々頷いた。

「ありがとう、マコト、サオリ。すぐに終わらせる」



俺は部屋の扉を開けた。
姉…いや、憎むべき敵の女、ユイがベッドの上に座っていた。

黒い薄い服を着たユイは俺を見てニッコリ笑った。

「おかえりなさい、タカシ…」

131 名前:姉[sage] 投稿日:2012/04/01(日) 17:11:44.65 ID:mFMCxUz7
前編~姉弟ごっこ~

「おかえりなさいタカシ。お姉ちゃん待ってたよ」
ユイはニッコリ笑って言った。
およそ10年ぶりに会うユイは、ボブスタイルの髪に大きな瞳、しっとりと柔らかそうな唇。
昔の面影を残しつつも、美しい女の姿になっていた。
この美しい外見に何人の男が騙されたのだろうか。

「口を開くな」

俺はピシャリといい放った。

「ヘドが出るんだよ」

ユイはそれを聞いても柔らかな笑顔のままだった。

「そうだよね、タカシは私を殺しにきたんだもんね」

「そう、感動の再会もすぐに終わりだ」

俺はまっすぐにユイを見て言った。

「本来なら、お前のやってきたことを考えたら苦しませて殺してやりたいところだが…
血が繋がってるしな、一思いに殺してやるよ」

俺はユイにゆっくり近づいた。

「それは覚悟してるよ。お姉ちゃんもそれだけのことをしてきたんだから…」

ユイは顔を落としながら言った。

「でもね、お姉ちゃんタカシがいなくなって思ったの。
お姉ちゃんらしいこと少しもできなかったって」

「…」

「だから、少しの間お姉ちゃんと弟でいさせてほしいの」

俺は毒気を抜かれていた。

「何を考えている?反撃の隙を考えても無駄だぞ?
あんたじゃピストル持ってても、素手の俺には勝てないよ」

「わかってる。もうすぐ死ぬお姉ちゃんのただのワガママだよ」

寂しそうに潤んだ瞳を向けるユイ。

「10分だ…その間だけ弟でいてやる。それが終わったら殺す」

「ありがとうタカシ!嬉しいよ!」

ユイは涙を浮かべながら、俺に微笑んだ。

「ねえ、タカシ。お姉ちゃんの隣に座って…」

132 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2012/04/01(日) 17:12:25.34 ID:mFMCxUz7
ちょっと休憩します。

133 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2012/04/01(日) 17:46:44.16 ID:mFMCxUz7
「ねえ、タカシ。お姉ちゃんの隣に座って…」

懇願するようなユイの声に、俺はユイが座っているベッドに腰かけた。

「大きくなったね…」

ユイは俺の手を優しく握った。

「な…」
一瞬振り払おうとしたが、
それを察したユイの目が悲しみをおびたのを感じて振り払えなかった。

「昔はいつも手を繋いでたね…」

ユイは俺の手を握りながら言った。

「覚えて…ないよ…」

俺はユイから目を背けながら言った。

「お姉ちゃんね、タカシと手を繋いでるのが一番幸せだったんだ…」

ユイの優しく囁く。

柔らかい手の感触は、懐かしいような、安心するかのような不思議な感じだった。

あんなに憎いと思っている相手なのに。

「む、昔のことだ!」

俺は心地よい感覚を振り払うように言った。

「お姉ちゃん覚えてるよ…」

ユイがまた囁いた。

「タカシ、お姉ちゃんが貧乏なことでいじめられたら、
いつもお姉ちゃんをいじめるな!って自分より大きな人に立ち向かっていったこと…」

「…」

「勝てるはずもないのに、立ち向かって…いつもボロボロになって」

「…うん」

そうだった。

俺が強くなろうと決めたのも、お姉ちゃんを守るって決めたからだった…。

え…お姉ちゃん?

自分の頭の中にでてきた言葉が信じられなかった。

血が繋がってるとはいえ、一番憎むべき女に…お姉ちゃんだなんて。

134 名前:姉[sage] 投稿日:2012/04/01(日) 18:01:37.97 ID:mFMCxUz7
俺は自分の感情に戸惑っていた。

レジスタンスのために暗殺と戦闘しかしてこなかった俺が、何を…。

そんな俺を知ってか知らずか、ユイは俺に優しく抱きついた。

「あ…!」

俺は思わず声を出した。

ユイの甘い香りに包まれ、柔らかな胸が当たる。
だが、いやらしい感じではなく、あくまでソフトな抱き締め方だった。

「お姉ちゃん知ってるよ…タカシが優しい子だってこと」

ユイは俺の胸の中で囁く。

「殺人サイボーグだなんて言われたって、本当はそんなこと簡単にできる子じゃないってこと」

「…」

戦ってる時、誰かを殺すとき一番つらかった。
ただ、レジスタンスではずば抜けて戦闘力が高いのは俺だったから仕方ないと思ってきた。
でも、つらかった。

「…つらかったでしょう?」

ユイは俺の胸から顔をあげ、腕を拡げた。

「タカシ、お姉ちゃんにだきついて…」

141 名前:姉[sage] 投稿日:2012/04/02(月) 14:31:53.42 ID:9M5l1F5d
「タカシ、お姉ちゃんに抱きついて…」

ユイは腕を拡げて言った。

頭が真っ白になっていた。

俺はユイ…いや、お姉ちゃんに身体をあずけた。

優しく受けとめてくれるお姉ちゃん。

「お姉ちゃん…お姉ちゃん…つらかったよ!」

俺はボロボロ泣きながら、お姉ちゃんの胸で泣いた。

大きくて柔らかい胸は、悲しみを優しく受けとめてくれる。

「ごめんね、お姉ちゃんのせいで、タカシにつらい思いをさせちゃったね」

お姉ちゃんも泣いていた。

お姉ちゃんの言葉が嬉しかった。

誰もわかってくれていないと思っていた。

レジスタンスの誰もが…マコトやサオリでさえも、タカシは強くて、戦いのためなら冷酷な男だと思っていただろう。

でも、お姉ちゃんはわかってくれていたのだ。

俺の悲しみを…戦うことしか、人を殺すことしかできない俺の虚しさを…。

「違うよ…お姉ちゃんのせいじゃないよ…生きる道があまりにも違いすぎたんだよ…」

俺は嗚咽を漏らしながらお姉ちゃんをかばった。

「ありがとうタカシ…」

お姉ちゃんはいっそう強く俺を抱きしめる。

柔らかな胸が頭にあたって…いい香りに包まれて…。
大好きだった人が俺を理解してくれていた。お姉ちゃんがいて…俺は幸せだった。

[改行]

どのくらい時間がたったのだろうか。

スッと柔らかな感触が消えた。

「あっ…」

もっと抱きしめていてほしかった俺は、思わず物足りないかのような声をあげてしまう。

お姉ちゃんはニッコリ笑いながらも、涙を流しながら言った。

「10分…たっちゃったね。最後にタカシに会えてお姉ちゃん幸せだった」

お姉ちゃんは覚悟を決めたような顔をしていた。

「さあ、タカシ…お姉ちゃんを殺して…」

142 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2012/04/02(月) 14:34:15.42 ID:9M5l1F5d
以降から中編になります。
ショートじゃなくてすいません。

>>137
>>138
ありがとうございます。
とりあえず書いていこうと思います。

143 名前:姉[sage] 投稿日:2012/04/02(月) 16:47:08.32 ID:9M5l1F5d
中編 揺さぶり

「さあタカシ、お姉ちゃんを殺して」

お姉ちゃんは覚悟を決めたように言った。

そうだった…俺はお姉ちゃんを殺しに来たんだった。

俺は黙ってナイフを握った。

死んでいった仲間たち…苦楽をともにしたマコトとサオリ…。

何よりもこの血塗られた俺の人生に…お姉ちゃんとの戦いに終止符を打ちにきたんだ…。

でも…。

お姉ちゃんは優しく言った。

「タカシは優しいから、お姉ちゃんの顔を見てたらできないかな?
うつぶせになろうか?そうしたら一思いに殺せるよね?」

お姉ちゃん…お姉ちゃん…。俺のお姉ちゃん。

病気のときに眠らず看病してくれたこと、

食事のときにはいつも半分このパンの大きいほうをくれたこと、

何があっても寄り添って生きてきたこと…。

お姉ちゃん…優しいお姉ちゃん…。

小さな思い出から、大きな思い出までがあふれかえってくる。

あれほど決意したはずなのに…。



「できない…」

俺は呟いた。

お姉ちゃんは潤んだ瞳で真っ直ぐ俺を見つめている。

「俺にはできないよ…お姉ちゃん…」

144 名前:姉[sage] 投稿日:2012/04/02(月) 17:07:36.25 ID:9M5l1F5d
「俺にはできないよ…お姉ちゃん…」

お姉ちゃんはやさしく微笑んで言った。

「ありがとうタカシ…お姉ちゃん嬉しいよ」

お姉ちゃんがやさしく俺を抱きしめる。

いい匂いと柔らかな感触に包まれて、また俺は涙が出てしまう。

「でも、タカシが殺せなくても、お姉ちゃん殺されちゃうよ。
扉の向こうにはマコト君とサオリちゃんが待ってるんでしょ?
あの二人はお姉ちゃんを何があっても許してくれないよ…
例えタカシが説得しても聞いてはくれないと思うな…」

お姉ちゃんが優しく言う。

「生き延びて、今度はもう悪いことをしないって誓って!
あの二人は俺が取り押さえる!時間を稼いでるうちに逃げるんだ!」

俺はお姉ちゃんを強く抱きしめながら言った。

仲間を、親友を…全てを裏切るのはわかっている。

けれど、お姉ちゃんを殺させるわけにはいかなかった。

「無理だよ…。あの二人はタカシを殺してでもお姉ちゃんを追いかけてくるよ…
タカシが殺されるなんて嫌。それにお姉ちゃん、ちょっとの時間稼ぎでは結局あの二人に殺されちゃう」

お姉ちゃんはあきらめきっているかのように言った。

「じゃあ、どうすればいいの?やっと分かり合えたのにお姉ちゃんが死んじゃうなんて嫌だ!」

俺は嗚咽を漏らし続けながらお姉ちゃんの顔を見た。

お姉ちゃんはあくまできれいな笑顔のまま言った。

「ひとつだけあるよ…マコト君とサオリちゃんをね…」

お姉ちゃんは俺の耳に口をもってきてこう言った。

[改行]

「 殺 せ ば い い ん だ よ 」

722 名前:姉(後編)[sage] 投稿日:2012/05/14(月) 14:11:32.82 ID:/GRCOZa4
後編 そして・・・

「え・・・?」

俺は聞いた言葉が信じられなくて、お姉ちゃんの顔を見た。

お姉ちゃんは美しい笑顔のまま言った。

「よく考えて、タカシ・・・」

ふと横に座っていたお姉ちゃんは、俺のひざに対面するようにまたがった。

「あ・・・」

ズボンと下着越しとはいえ、お姉ちゃんの股間と自分の股間が密着していることに、

俺はとまどいと心地よさを感じてしまう。

「あの二人はタカシのことを大事なんて思ってないよ」

お姉ちゃんは俺の頬に手をやりながら言った。

「な、なんで・・・」

俺はお姉ちゃんを信じられない目で見た。

あの二人は親友だ。どんなことがあっても苦楽を共にしてきたのだ。

「お姉ちゃんを殺して平和になったら、三人はどうなると思う?」

お姉ちゃんは小首をかしげるかのようなしぐさをしながら、少し下半身を動かした。

触れ合う股間に、心地よい摩擦が走る。

「ど・・・どうなるって・・・」

俺にはお姉ちゃんが何が言いたいのかがわからなかった。

723 名前:姉(後編)[sage] 投稿日:2012/05/14(月) 14:12:10.20 ID:/GRCOZa4
お姉ちゃんは股間をゆっくり動かしながら俺の耳元に口を持っていく。

「マコト君はレジスタンスのリーダー、平和になってもきっとまた皆を率いていくんだろうね」

お姉ちゃんは耳元で話す。

耳元で話してるせいか、気のせいか、お姉ちゃんの声が粘りつくかのように耳にまとわりつく。

股間は絶えず摩擦で刺激されていて、何だか頭がフワフワするかのような気持ちだった。

「サオリちゃんは作戦参謀、きっとマコト君について政治をしていく人になると思うわ」

どういうことだ?

確かにそうなるとは思う。

マコトはリーダーの器だし、サオリは頭がいいから内政もしっかりできるはずだ。

「そ、それがどうしたというの・・・?」

俺は甘い刺激に耐えながら、焦れたように聞く。

お姉ちゃんはピタリと俺の耳に口をくっつけるようにして言った。

「戦うことしかできない、タカシはどうなるの?」

724 名前:姉(後編)[sage] 投稿日:2012/05/14(月) 14:12:56.23 ID:/GRCOZa4
「お、俺・・・?」

俺は・・・。

「お。俺は別に、なにも、求めてない・・・よ」

お姉ちゃんは明らかに腰をクネクネと動かして刺激してくる。

「俺は・・・貧しくてもいいから・・・た、戦いをやめて・・・まともな仕事について・・・家庭をつくって・・・」

痛いほど勃起したペニスがズボン越しにわかってしまう。

「まともな仕事って何?」

お姉ちゃんは聞いてくる。

目の前が真っ暗になった。

「そ、それは・・・」

答えられなかった。

「殺し」しかしてこなかった俺にできること・・・何も思い浮かばなかった。

「もう一つあるわ」

お姉ちゃんは腰を艶かしく動かしながら続ける。

「私を殺して平和になったあと、マコト君とサオリちゃんが一番邪魔な存在って誰だと思う?」

邪魔な存在?

そんなのいな・・・。

「あの二人にはね、タカシが邪魔になるんだよ」

725 名前:姉(後編)[sage] 投稿日:2012/05/14(月) 14:13:26.81 ID:/GRCOZa4
「どういう・・・こと・・・?」

俺は暗闇に投げ込まれた気分だった。

暗闇が怖いから、ひたすら甘い快感を飲んでいるような不思議な感覚。

お姉ちゃんは言った。

「平和になって一番邪魔な存在ってね、また自分たちと争いをできる存在なの」

お姉ちゃんは俺の耳元から口をはなすと、今度は俺の目を真っ直ぐ見て言った。

「タカシは今までは味方だったから、二人にとって心強かったわね」

俺は青ざめた。

「そんな!俺はあの二人を裏切るつもりなんてない!!」

「わかってる、タカシはそんなつもりはないわ。でもあの二人からしたらどう思う?
一番血を流したのに政治には関われない存在、そして戦わせたらずば抜けて強い。
・・・そのタカシが不満を持ったら脅威になるわ。
それがわからないサオリちゃんじゃないわよ・・・」

・・・絶望的な気持ちになった。

そんな、親友の二人が、戦いが終ったら、俺が邪魔?

726 名前:姉(後編)[sage] 投稿日:2012/05/14(月) 14:14:20.86 ID:/GRCOZa4
「そ・・・ん・・・な・・・」

俺は涙が止まらなかった。

「タカシがここを出てきたら不意打ちで殺されるかもしれないわね、ううんきっとあいつらそうするわ。
それが一番あいつらにとって都合がいいもの。そして二人は結婚するかもしれないわね。
そのときタカシのことをたまには思い出すのでしょうね。犠牲はやむをえなかった・・・って」

俺は悲しくて、辛くて、顔をくしゃくしゃにして泣いていた。

「じゃあ・・・俺は・・・ただの人殺しの駒で終わるの・・・?
嫌だ・・・そんなの嫌だ・・・」

「かわいそう・・・かわいそうなタカシ・・・」

お姉ちゃんは俺を強く抱きしめた。

「お姉ちゃん・・・助けて・・・」

胸に顔を埋めながら、俺は子供の頃と同じ台詞を言った。

お姉ちゃんにすがるしかなかった。

「これでわかったでしょう?タカシにとって敵はお姉ちゃんじゃないわ。あいつら二人よ」

心は辛かったけど、お姉ちゃんの大きな胸に顔を埋めて、お姉ちゃんの股間がすれて、ゾクゾクするような快感があふれ続ける。

もう俺は朦朧とする頭の中でお姉ちゃんの言葉にただただ頷いていた。

「お姉ちゃんとタカシにとってあいつらは邪魔だから殺す。・・・わかった?」

その言葉で虚ろから現実に戻った気がした。

・・・あの二人を殺す。ずっと仲間だったあの二人を・・・。

「・・・あー、まだ頑張るか」

一瞬、お姉ちゃんは何か独り言を言ったが、俺にはよくわからなかった。

727 名前:姉(後編)[sage] 投稿日:2012/05/14(月) 14:15:59.37 ID:/GRCOZa4
「辛いよね、タカシ?あいつらを殺せって言っても優しいタカシには急にはできないよね?
大丈夫、お姉ちゃんがつらい気持ちを取り除いてあげる」

お姉ちゃんは俺のひざからおりると、座ってる俺の下にかがみこむ。

そして服をゆっくりと脱ぎ、裸体をさらけ出した。

「お、お姉ちゃん・・・」

その姿があまりに美しくて、俺は我を忘れてしまう。

「リラックスして、お姉ちゃんに全部任せてね」

お姉ちゃんは俺のズボンを脱がせると、大きなくて綺麗なおっぱいで優しく挟み込んだ。

「ああ!!」

胸の谷間はむっちりと柔らかくて、ふんわりとした温かさを伝えてくる。

ペニスは爆発するくらい膨らんだ。

「気持ちいいでしょ?どんな男の人もこの胸に挟まれるとみんなお姉ちゃんの虜になるの・・・」

お姉ちゃんは天使のように微笑みながら言う。

「ほら、上下に動かすよ・・・」

すべすべで柔らかい乳肉がうごめいて、ペニスに絡みつき、優しい快感を送る。

「ああ・・・あああ・・・」

仲間を裏切ることの絶望感が優しく甘い快感に塗りつぶされてしまう。

気持ちよくて・・・気持ちよくて・・・もうお姉ちゃんしか目に入らなかった。

「で、出ちゃうよぉ。お姉ちゃん・・・」

「いいよ。悲しみも辛さも、全部吐き出しちゃいなさい」

お姉ちゃんはさらに胸を圧迫させて、激しく交互に揺らし始めた。

「で、でるっ!!!!」

雷にうたれたような快感が走り、俺は射精した。

728 名前:姉(後編)[sage] 投稿日:2012/05/14(月) 14:16:17.21 ID:/GRCOZa4
その後、核の三人を失ったレジスタンスは徐々に劣勢になり、ロックスが盛り返しはじめた。

俺はただお姉ちゃんの言うとおりに動いていた。

ときどき、殺しの依頼をされるときは悲しくなるけど、

それが終わるとお姉ちゃんは優しく俺を癒してくれる。

おっぱいで、口で、手で・・・ときには太ももやお尻で・・・。

もはやお姉ちゃんなしでは生きていけない身体になっていた。

大好きだよお姉ちゃん・・・。

だから、ずっと、そばにいてね・・・。


  • 最終更新:2014-09-06 16:19:01

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