賢者認定の諮問

387 名前:賢者認定の諮問[sage] 投稿日:2009/10/23(金) 16:27:16 ID:aostd0nh
ある魔法都市の郊外、夜更けだというのに寝付けず、ぼうっと窓から月を見上げる青年がいた。

彼の名はユース。
見た目は華奢でいかにも体力のなさそうな体だが、彼は幾多の試練を受けてきた賢者の卵。
いよいよ明朝、賢者認定の諮問を受けるのだ。

12の頃から各地を巡り、様々な見聞と知識、それに魔力を高め。
8年の長き旅の果てに、ついに彼はその資格を得た。

後は賢聖の諮問を受けるだけ…夢を目前にし、昂ぶる気持ちを抑えることができなかった。

「ダメだ、寝られない…」

明日は早い、寝なければと意識すればするほど目が冴えてしまう。
仕方なく彼は夜の散歩に出かけた。
この都市の治安は良く、もし悪漢や悪魔に襲われたとしても、彼の魔力をもってすれば
簡単に退治できるはずだったから。

388 名前:賢者認定の諮問[sage] 投稿日:2009/10/23(金) 16:28:00 ID:aostd0nh
満月が煌々と輝く夜だった。
眺めていると、今までの旅の日々がよみがえるようだった。
そんな感傷を抱きながら歩いている時だった。

池のほとりで月を眺める女性が佇んでいた。
夜会のドレスのような召し物をしているところを見ると、上流階級の女性だろうか?
月の光を浴びて、長く波打った金の髪が輝いている。

足を止めて見蕩れたユースに、ゆっくりと女性が振り向いた。

儚げな美人。
長いまつげの奥で青い瞳が揺れていた。
泣いていたのだろうか。

目が合い、どきりとしてしまう。
彼は戸惑い、どうしていいかわからず立ちすくすだけ。

「通りすがりのお方、よろしければ少しお話しません?」

妖精が歌うような、不思議な声。
彼はただ、うなずいていた。

389 名前:賢者認定の諮問[sage] 投稿日:2009/10/23(金) 16:28:45 ID:aostd0nh
その女性━━ルシアは、詩歌を紡ぐように話し始めた。
自分が貴族の娘であること。
高い身分の男性に激しい恋をしたこと。
身分違いゆえに誰にも言えず、想いを秘めていたこと。
そしてついに意中の人が婚礼の儀を挙げて、先ほど抜け出してきた事━━

話に引き込まれ、いつしか彼は。
ルシアの美しさ以上に、そのけな気な心に惹かれていた。
いつしか彼の頭の中から明日の諮問の事は完全に消え、
目の前の傷心の女性に元気になって欲しくて、稚拙な言葉で必死に励ましていた。
どれくらい経ったろうか、

「貴方は優しいのですね」

目元に僅かに涙を浮かべ、そっと彼の胸に体を預けるルシア。
ふわり、と花の匂いがする。甘い、蜜の香り。
体に電撃が走る。
それは、守護魔法の警戒の験。
だが、魅了された彼にはそれとわからない。
衝動のままに、両腕で抱きしめていた。

何を言っていいかわからず。
掠れた喉で、僕がついています、というのがやっとだった。

「忘れさせて、くれますか?」

彼の胸の中でルシアは、上目遣いで、そう問いかけた。

390 名前:賢者認定の諮問[sage] 投稿日:2009/10/23(金) 16:29:38 ID:aostd0nh
月の光が注ぐ草むらの上に横たわり、ルシアは生まれたままの姿をユースにさらしていた。
細い体に似合わぬ乳房はあおむけていても張りを保ち、先端の桃色の突起は何かを誘うように
ツン、と上を向いている。

誘われるままにユースは覆い被さり、乳房に吸い付いた。
手のひらに吸い付くような、きめ細かな肌。
柔らかく、手の意のままに形を変える乳房。
そして、乳房を吸うたびに、囁くように聞こえる淫らな喘ぎ。

女性の象徴を弄ぶ興奮に、ユースはただ溺れていた。
初めて接する女体。
しかも、神秘的なまでに美しい。

ルシアの肌は敏感なのか、肌と肌が擦るだけで体全体が小さく波をうつ。
乳房に顔を埋めながら、ユースは彼女の至る所を指でなぞっていった。

少しずつ、喘ぎが大きくなってきている気がする。
女性と接することが稀だった自分が、こんな美女をいいように喘がせている。
そう思うだけで彼の怒張は猛り、先端は先走りの液でぬらぬらと光っている。
ルシアの肌に掠めて、それだけで達しそうなほどの快楽が走る。
乳房に顔を埋めていると彼女の事の他、何も考えられなくなっていく。

391 名前:賢者認定の諮問[sage] 投稿日:2009/10/23(金) 16:30:25 ID:aostd0nh
やがて彼の獣欲は、ルシアの牝を求め、僅かな金の茂みに覆われた秘所に向かう。
恥ずかしい…と顔を赤らめてそこに手をやり、恥らう姿は雄の昂ぶりを増進させる効果しかない。
強く閉じる太腿の間に指を滑らせ、秘所に指を這わせると、そこは驚くほどに潤みきっていた。

いや、と体を強張らせるルシア。
ユースは再び乳房の周りを舌で優しく舐めあげる。
体波打たせ、快楽を体現する彼女が弛緩する隙を見て手を太腿の間に潜らせ、また強張らせて。
繰り返すうち、彼の指が彼女の秘所の突起を探り当てた。

ふぁ、と今までで一番甲高い声。

指でその突起を探るように撫でる。
秘所から溢れ出る雫をまとわせながら。

徐々に太腿の力が抜けていき、やがて太腿から抵抗が消えた。
淫らな快楽に身を任せつつあるのだ

392 名前:賢者認定の諮問[sage] 投稿日:2009/10/23(金) 16:31:06 ID:aostd0nh
ユースは両手でゆっくりと太腿を開き、男にとって永遠の秘密である女性の秘所を眺めた。
ふわり、と花の蜜の香り。
あらゆる雄を惑わす、牝の誘惑の香り。
貪るように口を付け、啜る。
そのたびに発せられる悦楽の声を聞きながら、獣のように雫を口で、舌で、味わう。

舌で味わうたび、彼の脳が蕩けていく。
淫らな喘ぎが耳に届くたび、微かに汗ばみ火照る肌が目に入るたび、
彼の全神経が彼女のみを捕らえていく。

やがて満足したのか彼は、いよいよ彼の怒張を彼女に沈める為に、覆い被さった。

「忘れさせて、ください」

熱っぽく囁く声に誘われるように、秘所を貫いた。

393 名前:賢者認定の諮問[sage] 投稿日:2009/10/23(金) 16:31:59 ID:aostd0nh
貫いただけで、彼は果てそうになった。
今まで愛撫し、耐えていたという理由だけでない。
彼女の襞が悩ましくうねり、彼の怒張を舐るのだ。
しかも、怒張が決壊しかける寸前で、襞が僅かにうねりを変えていた。
後僅かで絶頂に達せられず、腰を大きく動かし、こすり付ける。

肌の打ち合う音。
大きく揺れる乳房。
抱きしめているだけでじわじわと熱を伝え合う肌。
掠れ掠れに聞こえる、ユース、と呼ぶ声。

総てが、彼の雄を狂わせる。

乳房を乱暴に揉みしだき、先端の乳頭を舐めて、絶頂を求める。
彼の怒張のすぐそこまで精が上がってきているのに、精を放てない苦しさ。
なのに限界を超えて昂ぶる肉の快楽。

「ユース…何もかも忘れて、私に溺れて」

薄く目を開きながら、しかししっかりとユースの目を捕らえて囁く。
目から光が消え、雄の衝動のままに腰を振り出すユース。
急速に高まっていく快楽。絶頂を迎えようとする、脈動の僅かな変化。
ルシアはくすり、と妖艶な笑みを浮かべると、右手をユースの陰嚢に当て、優しく握る。
途端、ユースは電撃に打たれたかのように体を強張らせる。
絶頂の寸前の状態で精の迸りを留められ、全身がわななく。

394 名前:賢者認定の諮問[sage] 投稿日:2009/10/23(金) 16:32:26 ID:aostd0nh
「ふふ…可愛い…」

ルシアの左手がユースの額に伸び、心臓を通り陰嚢へ。
『何か』が手に導かれ、そこへ流れていく。

「さぁ、開放してあげる」

ルシアが陰嚢から手を離し、ゆっくりと両腕でユースの体を抱き寄せる。
肌の感触を得た彼は再び、絶頂を得るために腰を振り、限界寸前の怒張を秘所の中に擦りつける。

襞が吸い付くように纏わりつき、奥へ奥へと怒張を引き寄せる。
何もかも、吸い尽くされるかのような、甘い牝の誘い。
怒張のえらに、裏筋に、竿に、張り詰めた先端に。
余すことなく舐る。

「あぁ…あぁ、ユース、ユース…」

感極まる声。自分を求める牝の声。
この牝の総てを、自分のモノにしたい…! 穢したい…!
牝の秘所の奥に、精を放ちたい…!

…総てを忘れて、この牝に溺れたい…!!

彼の怒張がわななき、弾ける。
何度も弾けながら、ルシアに精を放つ。

ルシアの脚がユースの腰に絡みつき、精を逃さぬよう猶も秘所の襞はユースのわななきを絞り上げる。

彼は初めての女性への放精の快楽に溺れ、何度も精を放ちながら、彼女の乳房にその身を預けた…

395 名前:賢者認定の諮問[sage] 投稿日:2009/10/23(金) 16:33:27 ID:aostd0nh
を、見たようだった。
美しい女性と淫らに交わる夢。

窓からの朝日に目を覚ます…が。

体に帯びているはずの魔力が、感じられない。
今日は大切な諮問だというのに。

彼は慌てて飛び起きて、魔力を高める陣を床に描こうとして…

その方途が頭の中から消え失せている事に気づいた。

愕然とする彼、しかし諮問の時間は刻一刻と迫っていた…


「今年も、賢者の認定者は無しか…」

賢聖は赤々と頭上に輝く太陽を見ながら、ひとりごちた。

男にも女にも、前夜に訪れる淫魔の誘惑。

男はサキュバスの誘惑に屈して精を通じて魔力を吸い尽くされ、
女はインキュバスの誘惑に屈して快楽を貪り、やはり魔力を吸い尽くされる。

それこそが最後の試練と知る者は、少ないという。。。

  • 最終更新:2014-08-22 19:08:09

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