魔性の三姉妹(1/2)

733 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 02:17:15 ID:io4N0ijp
「魔性の三姉妹」

 水谷ゆかり――獲物はこの女だった。
 彼女の年齢は十五歳。四月にこの啓望高校に入学してきた高校一年生である。
 中学時代は成績も優秀、性格も至って真面目で模範生――そんな評価もあって、啓望高
校に推薦入試で入学した。
 西野雄介はその入試で面接を担当した教員だった。そこで見たときから、彼は水谷ゆか
りに目を奪われた。
 よくできた美貌だった。肩まで伸びた黒髪に囲われた輪郭に、目鼻立ちが絶妙な位置に
揃う。将来はかなりの美女になることが確実だ。大きく開いた瞳も次第に切れ長の釣り目
へと向かいつつあり、大人への殻を破る寸前にあることを示している。
 だが、まだ表情にはしっかりと幼さが残っていた。保護欲以上に性欲をかき立て、まだ
未成熟な精神を想起させる。「思い通りにできそうだ」という、男の暗い欲求に火をつけ
る童顔だ。
 だが、それでいて肉体はしっかりと成長していた。
 身長は高い。一七〇センチはあろうかという長身。短いスカートから伸びた脚はすらり
と、そしてひたすらに長い。背の高さは脚の長さがそのまま反映されているのだ。
 その脚も細すぎず、そして太くもなく。メスの色香と健康さを兼ね備えた美脚を表現す
る言葉は、「しなやか」の一言に尽きた。
 そして何よりも、セーラー服を内側から押し上げている二つの膨らみ……。
 冬服の上からでも隠し切れず、男たちを強烈に惹きつけてしまう。そのサイズは想像す
るしかないが、この学校で彼女よりボリュームのあるバストの持ち主はいないだろう。
(そのサイズも今日、明らかになるんだがな)
 ゆかりは水泳部に所属している。体育教師でもあり、水泳部の顧問でもあった雄介は、
その特権でゆかりの体が細身であることも知っている。
 体にぴったりと張り付く競泳水着が演出するボディラインは絶品だ。絞ったようにくび
れたウエストが乳房とヒップの落差を際立たせ、実に扇情的な曲線を描くのだ。
 これでは男が触れないでいるほうが罪だろう。雄介はその日から教師という立場を利用
し、有形無形のプレッシャーをかけてゆかりに接近していった。これまで気に入った他の
女子生徒にもしてきたように、だ。
 結構手こずったが、ついにこの日、彼女は落ちた。
 顔を伏せながら雄介に渡されたメモ。そこにはこう書かれていた。

734 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 02:17:56 ID:io4N0ijp
『例の話、お受けすることにしました。
 たくさん悩みましたし、今もこういう結論でいいのか悩んでますけど、先生、この前、
言ってましたよね。言うことを聞かなかったら成績や進路を不利にするって。それだけは
どうしても嫌です。
 だから今日の放課後、待ってます。閉校した後、啓望会館のほうに来てください』

 メモを読んだ瞬間、雄介は内心グッと手を握った。
 女子生徒なんてこんなもんだ。これまでの生徒にもしてきたように、今年はこいつだ。
卒業までまだ二年もある。その間、たっぷりとあの体を楽しませてもらおう。
 雄介は含み笑いと勃起を抑えられない。今までモノにしてきた女の中でも、水谷ほどの
上玉はいない。十数年の教員生活の中で最上の瞬間が目の前に迫っていた。

 時計は七時五〇分、校舎の明かりも職員室を除いてすべて消えた。
 雄介は啓望会館に足を踏み入れた。部活動の合宿などに使われる建物である。
 学校ではここと保健室だけに布団がある。場所の選択としては悪くない。
「あ、先生……来た、ん、ですね……」
 会館の玄関にゆかりがいた。あのメモを渡す時のような伏し目で、顔を合わせようとし
ない。それがなおも雄介の欲望をかき立てた。この反応、まさか処女か?
「よく決断してくれたな、水谷。悪いようにはしない。俺の気持ちを理解してくれたのは
嬉しいぞ」
 ゆかりは顔を伏せたまま、目を合わせようともしない。雄介は馴れ馴れしく近寄ると、
彼女の肩を抱いて奥へと進んだ。
「……教員の部屋に、布団を敷いてます。もう、覚悟は…決めましたから」
 だから、成績や進路でひどいことをしないで――半ば涙目で雄介を見上げる瞳は、そん
な小動物のような怯えが見て取れた。
 雄介の嗜虐的な欲求は、それを見てさらに刺激される。
「心配するな。すぐに気持ちよくしてやるよ」
 雄介はにやりと笑い、ゆかりの豊満な肉体をより強く抱き寄せながら、教員用の宿直室
に入っていった。

735 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 02:19:25 ID:io4N0ijp
 ゆかりは部屋に入ると電気をつけ、すぐに窓の遮光カーテンを降ろした。これで外から
は、会館の中に人がいることもわからない。
「先生……優しくしてくださいね……」
 ゆかりは布団の横に立つと、雄介のほうを向きながら制服を脱ぎ始めた。リボンをしゅ
るりと外し、ファスナーを降ろし、セーラーを脱ぎ捨てる。
 ぱさ、と微かな音が室内に鳴った後、ゆかりの上半身はブラだけになった。
「やっぱりエロい体してるな、お前は」
 ふん、と鼻息を荒くしながら雄介は欲望塗れの言葉を言い放つ。ゆかりは顔を真っ赤に
して下を向くだけだ。
 胸を隠すために組んだ腕が、逆に乳房の谷間を協調させてしまう。深いその切れ込みは、
男の欲望をかき乱すためにあるようにしか思えなかった。
 続いてゆかりは留め金を外し、重力に従わせてスカートを落とす。長い美脚が露わにな
り、その付け根を申し訳程度の布切れが覆うだけとなった。
 下着の色は生意気にも青紫の上下……これはバイオレットと呼ぶのだったか。
 ブラもショーツもふんだんにレースが入っていて、ゆかりの艶めかしさを倍加させてい
るようだ。明らかに男の目を意識したランジェリーに、雄介の欲望は激しさを増した。
「くくく……どういうつもりだ? お前はゲスな教師に脅されて体を差し出す立場だろ?
進路や就職を人質に取られてな。それなのにそんなエロい下着までつけて俺を挑発すると
はな。お前、実は俺とのSEXを期待してたんじゃないのか?」
 敢えて侮辱するような言葉をぶつける。ゆかりはそれに何の反応も示さない。それどこ
ろか、むしろ先を促すかのように、胸を隠していた腕を降ろす。
 雄介はその妖艶さと美しさに、思わず溜め息を漏らした。
「いい女だと思ってたが、想像以上だよ、水谷は……」
 よく発達したバストはブラに覆われるというより、むしろまるで突き上げているように
さえ見える。水泳部の活動もあるというのに、まるで日焼け跡のない肌はきめ細かく滑ら
かで、雪を欺くように白い。
 この下着姿だけでも雄介の興奮度は高まった。股間の勃起はとうにスラックスを突き、
外から見てもその高まりが知れるだろう。
 雄介はゆかりににじり寄りながらネクタイを外し、床に放り捨てた。ワイシャツと肌着
も脱ぎ捨て、ベルトも外す。顔を伏せたままのゆかりに何の前触れもなく、雄介はブラの
上から乳房を揉んだ。

736 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 02:20:00 ID:io4N0ijp
「あっ……」
 ゆかりが声を漏らした。喘ぎ声というよりは驚きの声だ。雄介は両方の乳房を両手で揉
みしだく。
「……っ、はっ……」
 下着の上からでも性感は伝わる。ゆかりは漏れそうになる声を耐えようとしているが、
口の端から快感の吐息が滲み出ている。雄介はさらにいい気分になった。
「声を出すと俺に屈服したような気分になるから我慢してんだな? ははは、いいねえ、
せめてもの抵抗ってか? すぐにひいひい喚くようになるのによぉ?」
 ゆかりは答えない。答えずに目を閉じ、胸からの刺激に耐えていた。だが、やはり快感
の流れには耐えられないのだろうか。微かに悦楽の喘ぎが密室に響く。
 そしてそれは、雄介が愛撫を激しくする度に強くなっていく……。
「ああんっ……!」
 雄介がブラの内側に手を突っ込み、乳首を直に撫でたとき、その声はついに漏れた。
 明らかに性感に反応した喘ぎ声。ついに雄介は女の理性を剥ぎ取ったのだ。
 頬を上気させ、伏せていた顔がおとがいを反らす。乳首を指で転がす度に、堰を切った
かのような悦楽の息が熱を帯びた。
「ああんっ……はあ…んんっ…、くふぅ……やぁんっ……」
 体をくねらせながらゆかりは悶えた。ここぞとばかりに雄介はブラのホックを外し、肩
紐を肩から下ろした。
「あっ……!」
 ゆかりの上半身を隠すものはもう何もない。乳房の全体像が露わになり、慌てて乳首だ
けでも隠そうと腕で覆うが――可能なのは片手だけだった。
「おっと、見せてもらうぞ?」
 雄介がゆかりの腕を掴み、胸を隠せないように上に引き上げた。ゆかりは残った片手で
辛うじて胸の先端を隠すが、それは乳房の谷間を強調することにしかならなかった。
 雄介の片手にはゆかりのブラが握られていた。好色な表情を隠そうともせず、ただ欲に
満ちたこの男は、ブラのタグをしげしげと眺めていた。
 視線の先に書かれているのはバストのサイズを示す文字――"65H"。

737 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 02:20:45 ID:io4N0ijp
「Hカップかよ……それにしても、ただデカいだけじゃねえってのがすげえな」
 ブラを無造作に床に落とし、胸元を隠すゆかりの手をどけさせる。現れたのは、熟した
果実のようによく育った女のシンボルだった。
「いやっ……」
 巨乳タレントの画像でしかお目にかかれないような豊満な乳房。だが、大きいだけでは
ない。何よりもその形が美しい。膨らみが前面に突き出ているにも関わらず、まったく垂
れていない。気配すらない。ゆかりの胸にだけまるで引力が及んでいない。
 それこそ「この胸にブラジャーなど不要ではないか」と思わせるほどに整った造形美を
誇る。ツンと上向きで重心が高く、Hカップという大きさのイメージとは対照的に、ゆか
りのそれは自然と「美乳」という表現を想起させる。
 制服の上からでも存在を主張し続け、男を悶々とさせる二つの物体の正体がこれだ。
 先端の乳輪は膨らみと反比例するかのように小さくすぼまっている。頂きで鋭敏な感覚
を備えた突起はきれいな薄桃色に染まり、バストの美しさを盤石のものとしていた。
 揉んでみればみっしりと張り詰めた感覚と弾力が指先を押し返し、しかし、とてつもな
く柔らかい。やはり男の手が触れないでいることが、既に罪なのではないか。
「あっ…ああっ……! やん…っ……あぁん……」
 いつまで揉んでいても飽きそうにない。滅多に見かけない美女の嬌声が聞けるのならば、
それは尚更だ。
 雄介は乳房を揉み、指先の微細な動きで乳首を転がし、かと思えば摘み、そうしてゆか
りの喘ぎ声を引き出した後、更なる快楽と欲望のために、ゆかりの乳首を舐め回した。
「あああっ! あっあっ、あっ! あはぁっ……! いやあっ…!」
 淫らな吐息と声が激しさを増し、ゆかりの体は一段と跳ねた。先ほどまでの抵抗も消え
失せたのか、今ではもう、されるがままに悶えていた。
 雄介はその扇情的なゆかりの姿を堪能しながら、巧みに乳首を舌先で転がし、空いた手
で反対の乳房を揉み、その指先の間に硬くなった乳首を挟み、敏感な部分から刺激を送り
込むのを怠らない。
「駄目……ああんっ…感じちゃう……西野、先生ぇ…あああんっ!」
 上半身で最も敏感な性感帯を二ヶ所も同時に愛撫され、ゆかりは全身をくねらせて悶え
た。もう喘ぎ声を我慢するような気配もない。口から出る悦楽の声は、今や男の興奮を滾
らせる反射反応となっていた。
「オッパイだけでこの反応かよ。感じやすいんだな、この淫乱が。こんなんじゃここを攻
めたらどうなるんだよ?」
 女を辱めるのはやはり最高だ。雄介は高圧的に言い放ち、バイオレットのショーツの上
から股間をつついてみた。
「あ、あ……西野、せん、せ…」
 それだけでゆかりは弱く悶える。期待せざるを得ないではないか、ここまで感じるので
あれば。オーガズムに達したらどれだけ乱れるのか……そう思うだけで、今すぐにでも入
れてやりたい衝動に駆られてしまう。
 雄介は下着とスラックスを一緒に脱ぎ捨て、全裸になってゆかりを布団に押し倒した。
 これまでの愛撫で桜色に染まった肌を眼下に見下ろしながら、雄介はゆかりの股間を覆
う布切れを下へとずり下げていく。
「先生……セックス…しちゃうん、ですよね、私たち…」

738 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 02:21:25 ID:io4N0ijp
 不安にでも襲われたのか、ゆかりが怯える小動物のような目で見上げてきた。
「ああ、今からセックスするんだよ。お前はここまで俺を興奮させたんだ、今更やめるこ
となんてできないぞ。大声を出したって誰にも聞こえない……この建物、防音処理されて
るからな。成績や進路を不利にされたくないなら俺に従えよ」
 ゆかりは無言のままうなずくと、腰を浮かせて脱がそうとする雄介に協力した。ほどな
くしてブラとデザインを揃えたショーツは、脚から抜かれて床へと放られた。
 明かりの下に晒されるのはゆかりの裸身だ。もう彼女の肌を隠すものは何もない。
 雄介はもう興奮が頂点に達し、もう入れたくて入れたくて仕方がなかった。
 ゆかりの下半身に手を伸ばし、股間の茂みをかき分けた時、この魅力的な教え子はまた
ビクンと震えた。陰唇に触れられる快感だ。雄介は既にそこが淫らな粘液で濡れているの
を確認し、くちゅくちゅと淫猥な音を立てて愛撫する。
「あっ、ああっ、うぅん、はうっ……!」
 悦楽の苦悶がはっきりと顔に浮かんだ。抵抗も拒否もその表情からは感じられない。
「あああああっ!」
 次の瞬間、一段と激しい声を跳ね上げて、ゆかりはその姿態を一際淫らにくねらせた。
快感のレベルが突発的に昂ったのが、その乱れた美貌からうかがえる。
「どんな女もここはやっぱり敏感だよな」
 雄介はゆかりのクリトリスを探り当て、指の腹で撫で回したのだ。最も感覚神経の集ま
った鋭敏な核をくにくにとさするだけで、女は忘我の淵へと追いやられる。湿りを帯びた
女陰がその愛撫の度にぬめりを増し、いよいよ雄介の欲望と肉棒を受け入れる準備が揃い
つつあった。
「ふふふ……水谷。このままクリでイカせてやってもいいんだが、最初は俺の"男"でイッ
てもらうぜ。いい声で鳴いてくれよ?」
 はっ、はっと荒い息を漏らすだけのゆかりから返事はない。だが、彼女はその言葉に呼
応して、大胆にも自ら脚を開いた。
「ほう、自分から股を許そうってか。がははは、こりゃいいや。やっぱり体のエロい女は
性格も淫乱ってわけだ!」
 さあ、楽しませてもらうぜ――そんな意気込みで雄介はゆかりの美しい脚を両手で一気
にガバッと開き、その合間に体を移して女の入り口にペニスをあてがった。
「おい水谷、お前、今日は安全日か?」
 ゆかりは目を背けたまま、こくんとうなずいた。雄介はその仕草を見て更にゾクゾクと
した興奮を沸き上がらせた。だったら中出しもOKってわけだ!
「そうかそうか、お前は今日、俺を一番喜ばせることができる。良かったなあ、そこまで
俺好みの条件を揃えてくれるなら、逆に成績を有利にしてやってもいいくらいだぜ」
 されるがままでゆかりは動く気配すら見せない。雄介はこの美しい女を劣情で汚すため
に、自分の一部を魅惑的な肉壺の中へと沈めていく……。

739 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 02:22:22 ID:io4N0ijp
「は、うっ……」
 美少女の微かな呻きが小さく漏れた。雄介の下卑た予想に反し、彼の肉棒は意外と楽に
膣の中へとはまり込んでいく。
(ちっ、処女じゃねえのか? 初な反応してやがるくせに…期待させやがって)
 身勝手な欲望を満たせなかったことに舌打ちしながら、魅惑的な教え子の顔を見る。
 破瓜の痛みに歯を食い縛る――ような素振りもない。やはり初めてではないようだ。
(これだけ可愛くてエロけりゃ仕方ねえか? まあいい、どうせ今からは俺の奴隷だ)
 雄介はゆっくりと腰を振り始める。ゆかりの中はかなり気持ちがいい。美しい容姿だけ
ではなく、セックスの機能もかなり男に都合良くできている女だ。
「あっ、ああん! 西野…先……生…!」
 途切れ途切れに雄介を呼びながら、ゆかりは指先での前戯よりも激しく悶えた。雄介が
突く度に息を飲み、引く度に強い快楽に身を翻弄されて、動物のような声で鳴く。
 別に俺を好きなわけでもないだろうに、こんなに男の脳を蕩かすようなエロい声を出し
やがって。脳髄を刺激してくれるじゃねえか――そんな一心で雄介は膣の奥を突いた。
「気持ちいい……こんなに、いい、なんて……っ!」
 声にならない声の合間に、ゆかりは快楽の感想を伝えてきた。
 いい反応だ、これなら女の悦びもすぐに届くだろう。
 処女ではないにしても、オーガズムをまだ知らない可能性はある。これまで付き合って
きた男など、どうせ近い世代のオスガキだろう。情熱と好奇心ばかりでテクに欠け、勢い
だけで女を抱いて満足するような輩だ。
 その点、雄介はそんな連中より経験もあり、女のイカせ方も知っている。もし水谷に初
めての絶頂を刻みつけることができれば、何がしかの記憶を、自分の存在証明を、この女
の中にずっと残すことができる。
「ああん……ああっ…はあん……ふあああああっ……!」
 ペニスを出し入れする度に喘ぎ声が大きくなっていき、同時に雄介の興奮も高められて
いく。自分の妻よりこの女の中は具合がいい。予想を超えた気持ち良さに満足感を覚えれ
ば、腰の動きのリズムとともにHカップの乳房がユサユサと揺れる。豊満なバストの持ち
主にしか見られない反応に、雄介の情欲は巧みに昇らせていく。
 今まで見たこともない美少女が自分の性戯に酔い、乱れ、快感に打ち震えている。それ
だけで興奮するのに、いちいち反応が雄介の好みなのだ。制服や支配という言葉が男の脳
裏によぎり出す。
 あと一歩だ、あと一歩――そんな風に祈りながら、沸き起こる射精への欲求を必死に制
御し、ゆかりの性感を開発していく。

「あああっ…先生、西野先生っ…! 駄目、駄目…駄目になっちゃう……! このままだ
と、ああん! 私、もう、おかしく……っ!」

 これは本物だ。ゆかりはまだイッたことがない。雄介は歓喜に打ち震えながらペニスを
押しては引き、更なる快楽をメスの本能へ注ぎ込む。
「あんっ…ああん…ああっ……」
 規則的に漏れた喘ぎが一瞬だけ途切れた。布団に横たわるゆかりの背筋がピンと伸び、
彼女は顔を仰け反らせながら全身をくねらせる。巧まざる美貌は目を閉じ、妖艶に眉根を
寄せ、口だけが開き、ついに昇天の吐息を放った。

740 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 02:23:21 ID:io4N0ijp
「あああああああああ……!」


 艶めかしく投げ出された腕が弾かれるように跳ね、ゆかりの全身もびくびくと激しく痙
攣し、それと同時に雄介自身を包み込む膣の壁が、きゅきゅきゅと強く締まり始める。
 強烈な快感の波が肉体の中を走り巡る間、ゆかりの体は数秒の硬直を余儀なくされた。
 その間、女の膣内の締まりが男にも強烈な快感を与え――
「うおっ……!」
 一際激しく腰を振りながら、雄介も絶頂に達した。
 イク瞬間に肉棒を根元まで突き入れる。途端に男の精液が肉棒の管を一瞬で駆け抜けた。
どくん、どくん、どくんとペニスを痙攣させる脈動が大きな快楽を誘発しながら、白い劣
情はゆかりの中へ射ち放たれたのだった。
「はぁっ…はあっ……」
 女の絶頂はその余韻でまだ雄介自身を締め付けてくる。出し切った疲労と快感に雄介は
浸っていた。
 女の余韻は男より長い。ゆかりはもっと快感が長く続くだろう――と思って、下にある
ゆかりの顔を見た時、雄介は得も言われぬ不安に襲われた。
「西野先生、たくさん出したのね……わかるわよ、私の中、いっぱいになってる…」
 尾を引く快感に身を漂わせているのかと思いきや、そこにあるのは今までに見たことの
ないような水谷ゆかりの表情だった。
 雄介の嗜虐性を刺激し続けた、怯える小動物のような顔はもうない。代わりにあるのは、
笑顔だった。
 といっても、ただの笑顔ではない。喜ばしい方向の笑顔では断じてない。
 余裕、侮蔑、憐憫、冷淡――それらが入り混じったほくそ笑み、冷笑。
 絶対的な立場にあるものが、矮小な存在を掌の上で転がすことを楽しむ優位性。
 成長とともに、切れ長の釣り目へ向かいつつある目尻がすぅっと垂れ下がる。
 口元に浮かぶのは勝利を確信した冷笑。十五歳の可憐な少女はこの瞬間から突然、男を
手玉に取って翻弄する妖艶な魔女へと変貌したのである。
 ゆかりは腕を伸ばし、下から雄介の頬を撫でる。
「私の中は……とても気持ち良かったみたいね。感じてくれるのは嬉しいですよ」
 その一言を境目に変化が現れた。
「う、お……?」
 この声は雄介のものである。突如として膣の襞が強烈に締まり始めたのだ。
「でもね、西野先生……あなた、もう身の破滅を迎えてるんです。生殺与奪はもう私が握
ってるんですよぉ?」
 にやにやと雄介の下で女が妖艶に笑う。そこで雄介は得も言われぬ恐怖感に襲われた。

741 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 02:24:13 ID:io4N0ijp
 俺はこの顔を見たことがある……それも一度ではない。どこでだ? いつだ?
 この顔の女に俺は翻弄され、こっぴどい目に遭わされたんじゃなかったか。
 そう、あれは四年前――ああ、八年前もだ!
 どうして俺は忘れてるんだよ! あんな思い出したくもない出来事を! 忘れられるわ
けもないのに、どうして俺はまたこの顔にやられてしまうんだ!?

「くすくすくす……思い出したみたいですね?」
 自分の下で勝ち誇った笑みを浮かべるのは、雄介の半分にも満たぬ年齢の女だ。こんな
小娘が一人前の男を翻弄するなんてあり得なかった。
 だが、ゆかりがその表情をやめる気配はない。身の危険を感じ、雄介はせめてこの女か
ら離れようと、膣内に突き刺したペニスを抜こうとするが――
「うふふふふ……無駄です」
 より強烈な締め付けがペニスを包み込み、動こうとする雄介を抑え込んだ。
 信じられない。余りに強烈な締まりで性器が抜けないのだ。腰を後ろに引こうとしても
びくともしない。雄介とゆかりは繋がったままなのだ。
「もしこうしている間にまた気持ち良くなったら、いつ出しても構いませんよ?」
 こんな状況でなければ大喜びするところだが、攻守がまるで入れ替わったかのような重
圧の中では、つい先ほどまでの興奮も別世界の出来事に思えた。
「このくらいのこと、私には朝飯前なのよね……驚いたでしょ?」
 ゆかりが冷たく言い放つのは、この膣締めのことだ。彼女は自分の意思でこの締め付け
を演出している。しかも勃起が鎮まらないように、適度な快楽が肉棒を通じて常に注がれ
るのだ。
「これは一体…どういうこと、だ……?」
 呻くように雄介はつぶやいた。ゆかりは楽しくてしょうがないといった表情で、種明か
しを始めた。
「くすくすくす……哀れな男ね。こういうことよ」
 ゆかりはそう返すと首を捻り、宿直室の外に向けて声をかけた。
「もういいわよ、入ってきて」
 他に人がいるのか? 雄介がそう思った直後、宿直室の入り口がガラッと開いた。
 入ってきたのは妙齢の美女が二人――雄介はどちらにも見覚えがあった。
 その片割れがビデオカメラを持っていることも、雄介には見覚えがあった……。


  • 最終更新:2014-08-19 22:12:16

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