3スレ481-490

481 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2009/11/12(木) 22:40:36 ID:cRQgWQe4
「・・・ん・・・あっ・・・はぁ・・・」

ロックブーケの白く美しい指がホーリーオーダーの身体を這うたびに、ホーリーオーダーはそう官能の声をあげた。
 しかしそれも無理も無い。ロックブーケの指が生み出す魔性の快楽に抵抗出来る男などこの世に一人として存在しないのだ。
 ロックブーケの指が一撫でするごとに理性の薄皮が一枚ずつ剝がされてゆくような退廃的な感覚をホーリーオーダーはその身をもって味わっていた。

「・・・ンフフ・・・良い声・・・ゾクゾクとしてきちゃう・・・
 ・・・さあ・・・私にもっともっと良い声聴かせて・・・」

 そう言ってロックブーケは弦楽器を操るような優しい手付きでホーリーオーダーの全身を優しく優しく愛撫する。
 ロックブーケの指が一撫でするごとにホーリーオーダーは機械的に官能の声をあげ続けた。
 それは・・・それは何ともいえずエロティックな光景だった。
 その傍らで格闘家とインペリアルガードが羨望と嫉妬の入り混じったギラギラした表情で涎を垂らしながら喰い入るようにその光景を見詰めていた。

482 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2009/11/12(木) 22:41:46 ID:cRQgWQe4
ホーリーオーダーの表情は快楽と堕落と理性と矜恃の入り混じった至極複雑なものとなっていた。

「・・・ンフフ・・・いいわぁ・・・その表情・・・
 ・・・光と闇・・・混沌と秩序が入り混じっている・・・
 ・・・今の貴方最高よ・・・
 ・・・もっともっと良くしてあげる・・・」

 そう言ってロックブーケはホーリーオーダーの腕を上から下にかけてツーッと人差し指でゆっくりと撫で下ろした。堪らずホーリーオーダーが再び官能の声をあげる。

486 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2009/11/13(金) 00:15:55 ID:AMoTfzoB
ロックブーケの愛撫を受けるにつれ、ホーリーオーダーの理性は徐々にそのたかが外れ、その表情は至極だらしのないものへと変わりつつあった。
しかしそれもホーリーオーダーが強靱な精神力を持っていたが故である。
並の男ならばロックブーケの与えるそのこの世のものならざる快楽の所為でとっくの昔に廃人になっていたであろう。

「・・・ん・・・うあ・・・お・・・お願い・・・も・・・もう・・・そ・・・その・・・指使いは・・・や・・・止めて・・・」

 ホーリーオーダーはその心に残った最後の理性の灯火によって辛うじてそれだけロックブーケへと向かい告げた。

487 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2009/11/13(金) 00:45:35 ID:AMoTfzoB
「・・・ンフフ・・・アハハ・・・どうしたの?・・・さっきまでの『汚らわしい手で私に触れるな』とかおっしゃっていた威勢は何処へいってしまったの?
 ・・・ンフフ・・・そうよね・・・男なんてみんなそう・・・
 ・・・私がちょっと本気を出して愛撫してやれば皆このていたらく・・・
 ・・・本当に取るに足らない愚かしい存在・・・」

 そう言ってロックブーケは蔑みの視線でホーリーオーダーのことを見詰めた後おもむろにそのたくましい腕に自らの華奢な両腕を巻き付かせた。

「・・・ねぇ・・・」

そう言ってロックブーケは上目遣いにホーリーオーダーのことを見上げる。

「・・・私のこと好き?・・・」

 ロックブーケがそうホーリーオーダーに熱っぽく囁きかけるとホーリーオーダーは虚ろな表情のまま唯静かにコクンと頷いた。

489 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2009/11/13(金) 01:02:42 ID:AMoTfzoB
「わぁ!嬉しい!!」

 そう言ってロックブーケは一層強くホーリーオーダーの身体をギュッと抱き締めた。
 ロックブーケの豊満な肉体が一層強くホーリーオーダーの官能を刺激する。
 その豊かな胸がホーリーオーダーとの間で否応なしに淫らに押し潰される。
 それは・・・それは暴力的なまでの快感だった。

490 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2009/11/13(金) 01:44:26 ID:AMoTfzoB
 今やホーリーオーダーの表情はこれ以上無い程弛みきっていた。
 ロックブーケはその様子を冷静に観察すると遂に最後のとどめをさすことにした。
 ロックブーケはそのいやらしい舌でホーリーオーダーの首筋から耳許へとかけてツツーッと淫らに舐め上げるとホーリーオーダーの身体はこれ以上無い程ビクビクッっと無様な程に反応した。
 そうしてロックブーケはその唇をホーリーオーダーの耳許へと近付けると、

「・・・さぁ・・・私に忠誠を誓いなさい・・・」

 と熱っぽく囁いた。
 するとホーリーオーダーはもはや何の躊躇いも無くロックブーケの足元へと跪いてそのつま先にキスをした。
 ・・・又もう一人新たなロックブーケの僕が誕生した瞬間だった。
 ロックブーケはそれを虫けらでも眺めるような冷たい目付きでじっと見下ろしていた。

 ・・・皇帝はそれらの一部始終をずっと眺めていた。
 しかし皇帝にはどうすることも出来なかった。正直皇帝はロックブーケのその蠱惑的過ぎる魅力に終始圧倒されていたのだ。

「・・・陛下・・・」

 その時不意に皇帝の後ろでそう声がした。
 皇帝がビクッとして後ろを振り返ると其処にいたのは帝国軍の頭脳でもあり同時に三つの術を使いこなす術のエキスパートでもある軍師だった。

「陛下・・・私に一計があります」

  • 最終更新:2014-08-22 19:11:16

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